【データ】大学生世代の旅行意識調査 日本ユースホステル協会調べ


 日本ユースホステル協会は、「大学生世代の旅行意識調査」の結果を発表した。

一般財団法人日本ユースホステル協会(所在地 東京都渋谷区、理事長:寺島 眞)は、学生向けポータルサイト「学生の窓口」と合同で大学生世代の旅行実態調査を実施しました。

■大学生世代の約35%が一人旅を経験。未経験の学生も約6割が「一人旅をしたい」と回答

一人旅の経験に関する設問では「1回以上一人旅をしたことがある」と回答した学生が34.9%なのに対して、「一人旅の経験はない」と回答した学生が65.1%。「一人旅の経験はない」と回答した学生の内、「今後、一人旅をしたいと考えている」と回答した学生が58.8%で、回答者全体の73.1%が「一人旅の経験者」または「一人旅を検討している」ということが分かりました。
※一人旅未経験者で「一人旅をしたいとは思わない」と回答した学生は全体の26.4%でした。

■予算が10万円なら「豪華ホテルで一泊」より「格安宿で2週間」

回答者の内77.6%の学生が同じ予算(10万円)なら「格安宿を借り、2週間滞在する旅行」を選択しました。
文理男女別では理系男女がそれぞれ「豪華なホテルに一泊:25%」「格安宿2週間:75%」と男女共に共通した傾向の回答となったのに対し、文系では男子が「豪華なホテルに一泊:36%」「格安宿2週間:64%」。女子が「豪華なホテルに一泊:17%」「格安宿2週間:83%」と回答し、文系の男女に意識の違いが出る結果になりました。

■学生のうちに行ってみたい旅行先。国内は「北海道」「沖縄」。海外は「アメリカ」「韓国」「ヨーロッパ」。

文系理系男女問わず、学生のうちに行ってみたい国内の旅行先は「北海道」「沖縄」でした。海外の旅行先は男女共に「アメリカ」の回答が最も多く、男女別では女子はアメリカに次いで韓国、フランス、イタリア、台湾。男子はイタリア、ドイツ、フランス、スペインでした。エリア別ではヨーロッパの人気が高く、「北欧」や「ヨーロッパ周遊」など周遊型の旅を学生の内に体験したいという傾向があることが分かりました。
※アメリカはハワイ、グアムの回答を含む。

■情報を調べる主な手段はインターネット。約半数はガイドブック・雑誌も参考にすると回答

旅行先の情報を調べる手段に関する設問(複数回答可)では回答者の81.6%がインターネット経由で情報を調べると回答。「ガイドブック・雑誌」と回答する学生は50.7%で「インターネット」と「ガイドブック・雑誌」のどちらも参考にすると回答した学生は全体の47.5%でした。

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【大学生世代の旅行に関するアンケート調査概要】
○調査方法/学生の窓口アンケートフォームより入力
○調査期間/2018年8月20日(月)~2018年8月23日(木)
○調査対象/(調査対象)
回答数201名
(文理男女別)文系男子22名、理系男子25名、文系女子98名、理系女子56名
(学年別)大学:一年生32名、二年生32名、三年生34名、四年生78名、その他9名
大学院生14名、短大・専門学校生2名
(地域別)関東84名、東海23名、関西41名、その他53名
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