
外国人は10%増加
北海道経済部観光局によると、平成28年度上期(4~9月)の道への観光入り込み客数(実人数)は3576万人で、前年同期比0・7%減と微減だった。3月26日に開業した北海道新幹線の効果で函館など道南地域が大幅増も、8~9月にかけて発生した台風などの影響で、他の地域は減少した。(既報)
圏域別観光入り込み客数(延べ人数)は、道南が前年同期比16・2%増加。3月の新幹線開業に加え、7~9月の「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」の開催、1、3月の木古内町と鹿部町の「道の駅」のオープンなどが増加を後押しした。
訪日外国人来道者数(実人数)は99万4300人で、同10・0%増加した。
国・地域別では、台湾が24万8900人、中国が20万3400人、韓国が20万3200人など。
訪日外国人来道者の宿泊延べ数は253万人泊で、前年同期から横ばいだった。