総取扱額は2%減少 年度計は前年並みに
鉄道旅客協会が4月26日に発表した主要旅行業12社の今年3月の旅行取扱額は、前年同月比1.5%減の3085億8010万円だった。内訳は、国内旅行が0.8%減の1815億7123万円、海外旅行が5.4%減の1042億6670万円、外国人旅行が14.0%増の194億5097万円、その他が12.2%増の32億9120万円。
総取扱額が前年を上回ったのは、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の4社だった。分野別で見ると、国内旅行は日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の4社が前年比増。海外旅行は3社、外国人旅行は5社が前年実績を超えた。
2018年度の累計を見ると、12社の総取扱額は前年度比0.1%減の3兆5003億2267万円。各社の状況を見ると日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社が前年を上回った。
内訳は、国内旅行が2.6%減の2兆1108億6633万円、海外旅行が3.4%増の1兆1880億344万円、外国人旅行が9.9%増の1795億4917万円、その他が6.5%減の219億1372万円。国内旅行が3社、海外旅行が8社、外国人旅行が8社で前年比増だった。