国内旅行は6%減に 名鉄、西鉄など4社が前年超え
鉄道旅客協会が9月26日に発表した主要旅行業11社の8月の旅行取扱額は、前年比4.7%減の3284億9530万円だった。内訳は、国内旅行が6.4%減の1934億6554万円、海外旅行が3.6%減の1190億9282万円、外国人旅行が11.3%増の146億9844万円、その他が6.6%減の12億3851万円となった。
総取扱額が前年を上回ったのは、名鉄観光サービス、阪急交通社の2社。分野別で見ると、国内旅行は、名鉄観光サービス、西鉄旅行、日通旅行、阪急交通社の4社が前年実績を上回っている。また、海外旅行は4社、外国人旅行は5社が前年を超えた。
4月からの累計を見ると、11社の総取扱額は前年同期比1.1%増の1兆4939億8817万円だった。前年同期実績を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の5社。
内訳は、国内旅行が0.2%減の8897億7382万円、海外旅行が1.4%増の5106億8090万円、外国人旅行が14.0%増の862億8574万円、その他が1.7%減の72億4772万円だった。分野別では国内旅行が4社、海外旅行が5社、外国人旅行が8社で前年比増となった。