観光庁が10月20日に発表した主要旅行業50社の7月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比2・4%増の4896億7885万円だった。内訳は、国内旅行が0・5%減の2978億3010万円、外国人旅行が13・4%増の167億1988万円、海外旅行が6・6%増の1751億2886万円。
国内旅行は九州、沖縄方面はやや好調だったものの、その他の方面が低調だった。外国人旅行は、韓国からの訪日客が好調だったことなどから前年実績を上回った。海外旅行は夏休みの予約で韓国方面以外おおむね好調だったことなどから、前年比増。
総取扱額が前年実績を超えたのは50社中27社。旅行分野別では国内旅行は48社中19社、外国人旅行が35社中20社、海外旅行が48社中33社で前年比増となった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比0・4%減の1334億9041万円だった。内訳は、国内旅行が2・7%減の955億6644万円、外国人旅行が9・2%増の5億8704万円、海外旅行が5・8%増の373億3693万円。
募集型企画旅行の取扱人数は2・7%減の311万4698人。このうち国内旅行は3・2%減の289万8485人、外国人旅行は15・1%増の3万9965人、海外旅行は1・7%増の16万7281人だった。