
国内9%増、海外22%増に
鉄道旅客協会が5月29日に発表した主要旅行業12社の4月の旅行取扱額は、前年同月比12.9%増の2921億4887万円だった。内訳は、国内旅行が9.0%増の1716億6947万円、海外旅行が22.0%増の967億7810万円、外国人旅行が8.2%増の219億373万円、その他が3.3%増の17億9757万円だった。
総取扱額が前年を上回ったのは、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、阪急交通社の5社。最も伸び率が大きかったのは阪急交通社で前年比21.2%増だった。
分野別では、国内旅行はJTB、日本旅行、名鉄観光サービス、阪急交通社の4社が前年比増。いずれも2桁の伸びと好調だった。
海外旅行は10社が前年比増。日本旅行、東武トップツアーズ、読売旅行を除く7社は2桁の伸びだった。
外国人旅行は、JTB、日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、農協観光、ジェイアール東海ツアーズの6社が前年比増。日本旅行、KNT―CTホールディングス、名鉄観光サービス、ジェイアール東海ツアーズは2桁増だった。
京王観光が4月19日付で退会したため、今後は12社計から11社計となる。