【データ】パンデミックによるサステイナブルな旅行への需要の高まりに関する調査 ブッキング・ドットコム調べ

  • 2021年4月29日

 ブッキング・ドットコムは22日、「パンデミックによるサステイナブルな旅行への需要の高まりに関する調査」の結果を発表した。

多種多様な宿泊施設や旅ナカ体験、旅行中のシームレスな移動手段を提供する世界最大級の宿泊予約サイト Booking.com の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 以下:ブッキング・ドットコム)は、世界中が地球とサステイナビリティについて考える日として知られる4月22日の「アースデイ2021」に合わせ、新型コロナウイルス感染症によるサステイナブルな旅行への需要の高まりに関する調査結果を発表します。

この1年間は世界的なパンデミックの中で、旅の思い出を作るのが難しい状況が続いているものの、ブッキング・ドットコムではアースデイを機に、今後の私たちの旅行が環境や現地コミュニティにより良い影響を与えられるようにするにはどうすれば良いかを考える方がいることに着目しました。ブッキング・ドットコムが行った調査*によると、世界中で旅行が停滞したことで、人々は旅行が与えるより幅広い影響にさらに敏感になり、世界の旅行者の半数以上(53%*)が、「新型コロナウイルス感染症の影響で、よりサステイナブルな旅行を望むようになった」と回答するなど、責任ある旅行への需要が高まっているという希望の兆しが見えていることが分かります。2021年以降、再び安全に旅行できるようになるにつれ、旅行者の間で環境に配慮した行動や考えが増えることが期待できます。

 

■変化する旅行先。コミュニティへの影響を配慮する傾向に!
新型コロナウイルス感染症による行動変容により、多くの人々の旅行に対する考え方に変化がみられることが分かり、今後の旅行の在り方に新たな価値観が生まれていることが分かりました。例えば、世界の旅行者の6割以上(63%)、日本の旅行者の約7割(67%)*が「混雑した観光スポットは避けるつもりである」と回答。「ピークシーズン中の旅行を避ける」と答えた世界の旅行者は51%(日本55%)*、そして「混雑緩和のためにいわゆる主流な観光地ではない場所に足を運ぶ」と答えた世界の旅行者は48%(日本38%)*にのぼるなど、旅行先の選択に変化がみられます。

それと同時に、旅行がより長期的に再生の効果をもたらし、実際にコミュニティの復興に役立つものにしたいと考える人が多いことが分かりました。世界の旅行者の68%、日本の旅行者の54% **は「旅行に使ったお金が現地コミュニティに還元されることを望んでいる」と回答し、世界の旅行者の43%(日本32%)*は「旅行に関する選択にさらに配慮することで現地のコミュニティや経済を支えたい」と回答しています。

■サステイナブルな旅行に向けた世界的な意識の変化と日本の意識の低さが浮き彫りに!?
環境に配慮するという精神は旅行先での行動にも影響を及ぼしており、多くの旅行者は現地でもサステイナビリティを念頭に置いて過ごしたいと考えているようです。世界中の旅行者の81%**が「エコフレンドリーな宿泊施設に少なくとも1回は滞在したい」という意志を示しており、ベトナムではその割合が100%**、コロンビアとインドでは98%**となっています。一方、日本の旅行者は36%と世界と比較すると意識の低さも浮き彫りになりました。また、世界の旅行者の84%**は、「目的地を訪れる際に廃棄物を減らしてプラスチックをリサイクルするつもりである」と回答し、同様に回答した人は特にタイ(94%**)、クロアチア、ブラジル(91%**)、アルゼンチン(90%**)に多いという結果が出ています。日本の旅行者においても、73%**がその意識を持っており、宿泊施設のエコフレンドリーへの意識は低いものの、地球環境全体への配慮は意識していることが分かりました。

■8割以上がコロナ禍により「サステイナブルな旅行を優先」する意向あり!
人々がまた安全に旅行できる未来がそう遠くないうちに到来する想定であるものの、調査によると現在は世界各地で旅行が制限されていることにより、今後「サステイナブルな旅行を優先したい」という考えに至った人が83%(日本82%)**にものぼることがわかりました。この結果から、これから旅行者の間では旅行の際に環境に配慮した選択を心がけ、どんな小さな一歩であれ環境負荷の軽減に貢献できるという意識が広がることが期待できます。

旅行が及ぼすインパクトに関する意識の高まりや責任ある旅行の普及など、ブッキング・ドットコムによる旅行の未来に関する予測の詳細については、こちらをご覧ください:https://www.booking.com/articles/category/future-of-travel.html

*本調査はブッキング・ドットコムによって、過去12ヶ月の間に出張またはレジャー・観光目的で旅行に出かけ、かつ(移動制限が解除された場合に)今後12ヶ月間以内に旅行に出かける予定のある成人を対象に行われたものです。28の国・地域の計2万934名の回答者(内訳:アメリカ999名、カナダ496名、メキシコ497名、コロンビア997名、ブラジル999名、アルゼンチン499名、オーストラリア995名、ニュージーランド499名、スペイン999名、イタリア996名、フランス996名、イギリス999名、ドイツ996名、オランダ498名、デンマーク499名、スウェーデン499名、クロアチア498名、ロシア1,001名、イスラエル498名、インド997名、中国994名、香港499名、タイ497名、シンガポール496名、台湾499名、韓国997名、ベトナム500名、日本995名)が対象となりました。調査は、オンラインアンケートで2020年7月に集計されたものです。

**本調査はブッキング・ドットコムによって、30の国・地域の計29,349名の回答者(内訳:アメリカ1,000名、カナダ1,007名、メキシコ1,000名、コロンビア964名、ブラジル1,000名、アルゼンチン1,000名、オーストラリア999名、ニュージーランド941名、スペイン1,001名、イタリア1,000名、フランス1,000名、イギリス1,000名、ドイツ1,000名、オランダ1,003名、デンマーク986名、スウェーデン1,000名、クロアチア997名、ロシア1,005名、イスラエル1,003名、インド1,000名、中国1,000名、香港1,005名、タイ968名、シンガポール963名、台湾1,000名、ベトナム1,005名、韓国1,000名、日本1,000名、南アフリカ1,002名、ケニヤ500名)を対象に独自に行われたものです。アンケート回答者については、18歳以上であり、過去12ヶ月のうち1回以上旅行をした、および2021年に旅行する予定があり、旅行に関する決定をした主要な人物またはその決定に関与した人物であることが条件でした。本アンケートは、2021年3月にオンラインで実施されました。


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