【データ】キャンプアウトドア意識調査


 フォーイットは20日、キャンプアウトドア意識調査の結果を発表した。

キャンプを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイット(東京都渋谷区、代表取締役:吉澤竹晴)は、キャンプ経験がある全国の10代~60代までの男女2,000人にキャンプに関するアンケートを実施いたしましたので、調査結果を公開いたします。

[調査概要]
対象者:18歳~65歳の男女
サンプル数:2,000人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2021年11月18日(木)

  • キャンパーの半数以上が防犯対策を意識せず

「キャンプで防犯対策をしていますか?」という問いに対し「していない」と回答した人は、全体のおよそ6割という結果になりました。
キャンプ人気が高まる一方、キャンプ道具や貴重品を狙った盗難被害は増加傾向にあります。
被害に遭わないためにも、キャンプ中の防犯意識を高めていく必要がありそうです。

  • 有効な防犯対策は「鍵付きテント」

「防犯対策をしている」と回答した方に具体的な防犯対策を聞いたところ、一番多かったのは「テントに鍵をかける」でした。

1位 テントに鍵をかける
2位 ブザーや笛など、音で知らせる
3位 貴重品は常に身に着けておく、目の届かない場所に置かない
4位 貴重品は車の中に入れて施錠

鍵をかける以外に、「ブザーを利用する」「貴重品を常に持ち歩く」「車内で貴重品を管理する」が主な防犯対策という結果になりました。
その他(29%)では、「防犯カメラを付ける」「人感センサー・ライトを設置する」「テント内のライトを常時点灯しておく」「余分な貴重品を持っていかない」などの回答が挙がりました。

  • キャンプ中に一番ストレスを感じるのは「トイレの汚れ」

キャンプ中に感じたストレスで一番多かったのは「トイレの汚れ(24%)」。
次いで多かったのは「ゴミ問題(21%)」「トイレの数(13%)」でした。
トイレについて気にする方は多いようです。また、トイレの数が少ない広大なキャンプ場だと移動に時間がかかるため、ストレスに感じるのかもしれません。

3位の「ゴミの放置問題」はキャンパーのストレスになるだけでなく、キャンプ場運営者にとっても大きな悩みの種。
キャンプを利用する側のモラル向上が求められています。

  • ​アンケート全体についてのサマリー

「キャンプ人気の高まりとともに見えた課題」
キャンプ人口が増えている一方、比例してキャンプ場での盗難被害も急増しています。今回のアンケート結果では、およそ6割の人が防犯対策をしていないということだったので、早急に手を打つ必要がありそうです。
また、キャンプ中「トイレに関すること」でストレスを感じる方が多いようです。気になる方は、キャンプ場を利用する前にトイレなどの設備を確認しておくと良いでしょう。


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