【データ】じゃらんリサーチセンター、「じゃらん海外旅行ニーズ調査」発表  日本人と外国人(中・米・英) の海外旅行での目的の違いが明らかに

  • 2019年4月12日

 じゃらんリサーチセンターは9日、「じゃらん海外旅行ニーズ調査」の結果を発表した。日本人と外国人(中・米・英) の海外旅行での目的の違いが明らかになった。

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」(センター長:沢登 次彦)は、この度、日本人、および外国人(中国、アメリカ西海岸、イギリス/世帯年収のラインを設けて中間富裕層以上)に対し、海外旅行で求めることや体験したことなどについて調査を実施しました。その結果をご報告いたします。

TOPICS
【結果解説】

日本人は海外旅行の目的において、他3カ国の人と比較して「食」に関する項目が上位にランクインし、海外旅行において「食」を重視する結果となりました。対照的なのは中国人となり、海外旅行において「食」に関する項目が他の国より低くなっています。中国人は、友達と楽しめることや買い物への関心が高くなり、アメリカ人は冒険心を満たせること、イギリス人は同行者とのコミュニケーションを重視する傾向が出ました。

【海外旅行での渡航国ランキング】
日本人はハワイとアメリカがトップ2となる。アジア大陸を中心に移動時間が短めの国がランクインする。

【海外旅行における目的ランキング】
日本人は気分転換するための目的が多くランクインし、他国の人と比べると食への関心も高い。他国の人にないものでは、「世界遺産を回りたい」「ストレス解消したい」がランクイン。

【渡航国を決定する重視条件ランキング】
中国人以外の3カ国の人は「観光名所がたくさんあること」が1位。中国人のみ「訪問時期に旅行先がベストシーズンであること」が1位となる。日本人は「食事がおいしいこと」が他国の人よりも高くなった。

【海外旅行で行った体験ジャンルランキング】
日本人のみ「フード・ドリンク」が1位。他3カ国は、1位が「歴史・文化」となる。

【具体的に実施した体験ランキング(フード・ドリンク)】
4カ国とも共通でトップ3は「その土地ならではのローカルフードを食べる」「市場などで食べ歩きする」「カフェ・スイーツ店に行く」。日本人と中国人は「飲み比べ」「ミシュラン店舗に行く」も上位ランクイン。

【具体的に実施した体験ランキング(歴史・文化)】
4カ国とも共通で1位は「歴史的な建物を見て回る」。日本人は「神聖な場所を回る(宗教的な場所)」が高いのに対し、他の国は「民族文化体験」などその土地に根付いたライフスタイルに触れる体験がランクイン。

【具体的に実施した体験ランキング(海・川)】
4カ国とも共通で1位は「ビーチでゆっくりする」。日本人は他の国よりも「ダイビング・シュノーケリングをする」が2位と高く、「野生動物を見る・触れ合う」も上位で生き物に関する体験が高い。

調査概要
◆調査名
日本・中国・アメリカ・イギリスの4カ国における「じゃらん海外旅行ニーズ調査」
海外旅行で求めることや体験したことを探るため、日本人と外国人に対し同様の調査票でそれぞれ調査を行った。

◆調査方法
インターネット調査

◆調査対象者
・日本(全土)、中国(全土)、アメリカ西海岸地域※1、イギリス(全土)の25~50歳
の男女(株式会社インテージの提携モニター)
・日本、アメリカ、イギリスは世帯年収1,000万円以上、中国は世帯年収500万円以上※2
・観光目的で年に1回以上海外旅行をした人

◆調査期間
・日本:2019年3月1日(金)~2019年3月4日(月)
・中国:2018年12月21日(金)~2019年1月7日(月)
・アメリカ:2018年12月17日(月)~2019年1月7日(月)
・イギリス:2018年12月18日(火)~2019年1月7日(月)

◆回収数(割付)
・日本430人(25~35歳211人、36~50歳219人)
・中国406人(25~35歳204人、36~50歳202人)
・アメリカ409人(25~35歳200人、36~50歳209人)
・イギリス415人(25~35歳207人、36~50歳208人) 計1,660人

◆調査委託先
株式会社インテージ

※1 アメリカは広域のため、日本に近い西海岸地域に絞った
※2 旅行消費額を下げるバッグパッカーのような層を排除するために、最低世帯年収のラインを設けた

海外旅行での渡航国ランキング
日本人はハワイが1位、アメリカが2位となった。それ以降の順位ではアジア大陸を中心に移動時間が短めの近隣国がランクイン。アメリカ人とイギリス人は、同じ大陸内の国が上位に入る傾向にあり、中国人は近隣アジア以外にもアメリカ、ヨーロッパと幅広い国がランクインしている。

◆ 日本人:アジア中心にランクイン。日本人はハワイが1位だが、他国の人ではハワイはランク外となった。
◆ 中国人:アメリカが1位、フランスと同率で日本が2位。それぞれの大陸に幅広く渡航している傾向。
◆ アメリカ人:アメリカ大陸とヨーロッパ大陸が多い傾向。アジア大陸からは日本のみ8位にランクイン。
◆ イギリス人:ヨーロッパ大陸に集中し、それ以外の大陸からはアメリカのみランクイン。

■海外旅行での渡航国トップ10
<観光目的で過去実績のある渡航国に対して複数回答>

・観光目的で海外旅行の渡航実績のある人数を、表のn数として記載

海外旅行における目的ランキング
日本人は「リラックスしたい」「日常から逃れたい」「ストレス解消したい」がランクインしていて気分転換を求める傾向が強く、他国の人と比べて「おいしいものを食べたい」が高い。中国人は、「友達と楽しく盛り上がりたい」「買い物をしたい」が他の国より高い。アメリカ人のみ1位が「冒険心を満たしたい」となり、イギリス人は同行者を重視する項目が高めとなった。

◆ 日本人:「世界遺産を回りたい」「ストレス解消したい」は他の国になく、日本人のみランクイン。
◆ 中国人:「友達と楽しく盛り上がりたい」「買い物がしたい」が他の国より上位となる。
◆ アメリカ人:唯一「リラックスしたい」が1位にならず、「冒険心を満たしたい」が1位に。
◆ イギリス人:上位6位中4つに同行者とのコミュニケーションを重視する結果がでており、4カ国の中では一番コミュニケーションを重視する傾向となった。

■海外旅行におけるメインの目的トップ10
<複数の海外旅行(直近3回)それぞれのメインとなる目的の延べ単一回答>

・回答者一人あたり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延べ回数として集計し、表のn数は延べ回数として記載
(日本人1,267、中国人1,000、アメリカ人1,116、イギリス人1,157 計4,540)
・海外旅行の渡航先が国内旅行の延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする
(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

渡航国を決定する重視条件ランキング
中国人以外の3カ国の人は「観光名所がたくさんあること」が1位。中国人のみ「訪問時期に旅行先がベストシーズンであること」が1位となる。日本人は「食事がおいしいこと」が他の国よりも高くなった。

◆ 日本人:1位「観光名所がたくさんあること」に続き、「食事がおいしいこと」が2位に。他の国より
も「食」について重視する傾向がでた。
◆ 中国人:日本人では2位になった「食事がおいしいこと」がランク外。代わりに1位が「訪問時期に旅行
先がベストシーズンであること」次いで「自然環境が良く、環境問題が少ないこと」が2位に。
◆ アメリカ人:「旅行先に知人がいること」が他の国より上位となる。
◆ イギリス人:「天候が良いこと」が他の国よりも高い。

■渡航国を決定する重視条件ランキングトップ10
<複数の海外旅行(直近3回)それぞれのメインとなる重視条件の延べ単一回答>

・回答者一人あたり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延べ回数として集計し、表のn数は延べ回数として記載
(日本人1,267、中国人1,000、アメリカ人1,116、イギリス人1,157 計4,540)
・海外旅行の渡航先が国内旅行の延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする
(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

海外旅行で行った体験ジャンルランキング
日本人のみ1位が「フード・ドリンク」となり、他3カ国の人は「歴史・文化」が1位。トップ3で見ると、4カ国とも共通で「フード・ドリンク」「歴史・文化」「海・川」となる。日本人は、「ショッピング」「イベント・スポーツ」が他の国より上位にランクインした。

◆ 日本人:唯一「フード・ドリンク」が1位となり、「食」への関心が高い。他の国よりも「ショッピング」「イベント・スポーツ」が上位となる。
◆ 中国人:他の国よりも「ゲーム・エンタメ・ナイトライフ」が上位となる。
◆ アメリカ人:圧倒的に「歴史・文化」が高い比率を占め、関心の高さがうかがえる。
◆ イギリス人:他の国よりも「特定の宿泊施設に泊まる」が上位となる。

■海外旅行で行った体験ジャンルランキング
<複数の海外旅行(直近3回)それぞれのメインとなる体験ジャンルの延べ単一回答>

・回答者一人あたり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延べ回数として集計し、表のn数は延べ回数として記載
(日本人1,267、中国人1,000、アメリカ人1,116、イギリス人1,157 計4,540)
・海外旅行の渡航先が国内旅行の延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする
(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

具体的に実施した体験ランキング(フード・ドリンク)
4カ国の人とも共通でトップ3は「その土地ならではのローカルフードを食べる」「市場などで食べ歩きする」「カフェ・スイーツ店に行く」となる。日本人と中国人は「飲み比べ」や「ミシュラン店舗に行く」がトップ10にランクイン。また、日本人は他国の人と比べて「ヘルシー・オーガニックフードを食べる」が低い。

◆ 日本人:「その土地の飲み物(ソフトドリンク)を飲み比べする」「その土地のお酒を飲み比べする」が上位となり、飲み比べへの関心が高い。「ミシュラン店舗に行く」も上位となる。
◆ 中国人: 日本人同様に「飲み比べ」「ミシュラン店舗に行く」のランクが高めとなる。
◆ アメリカ人:「酒蔵に行って醸造の過程を見る」が上位となり、その食に関する背景にも関心が高いよう。
◆ イギリス人:全体のランキングは、アメリカ人と似た結果となる。

■具体的な実施経験ランキングトップ10
<フード・ドリンクを選択した人/複数回答>

・回答者一人あたり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延回数として集計
(日本人1,267、中国人1,000、アメリカ人1,116、イギリス人1,157 ここからフード・ドリンクを選択した人をn数とする)
・海外旅行の渡航先が国内旅行の延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする
(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

具体的に実施した体験ランキング(歴史・文化)
4カ国とも共通で1位は「歴史的な建物を見て回る」。次いで「歴史的な街並みを散策する」「歴史的な庭園を見る、散策する」も上位となる。日本人は「神聖な場所を回る(宗教的な場所)」が高いのに対し、日本人以外の3カ国の人については、その土地の生活に関わる要素が強い「民族文化体験をする」「現地の人の生活体験をする」がランクインしている。

◆ 日本人:「神聖な場所を回る(宗教的な場所)」が4位で他の国より高い。
◆ 中国人:他の国にないものでは「伝統工芸品を見る、作る、買う」がランクイン。
◆ アメリカ人:「民族文化体験をする」「歴史的な伝統料理を食べる」「現地の人の生活体験をする」などその土地に根付いたライフスタイルに触れる体験のランクインが目立つ。
◆ イギリス人: アメリカ人同様にその土地に根付いたライフスタイルに触れる体験が高い。

■具体的な実施経験ランキングトップ10
<歴史・文化を選択した人/複数回答>

・回答者一人あたり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延回数として集計
(日本人1,267、中国人1,000、アメリカ人1,116、イギリス人1,157 ここから歴史・文化を選択した人をn数とする)
・海外旅行の渡航先が国内旅行の延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする
(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)

具体的に実施した体験ランキング(海・川)
4カ国の人とも共通で1位は「ビーチでゆっくりする」。日本人は他国の人よりも「ダイビング・シュノーケリングをする」が高く、「野生動物を見る・触れ合う」も上位で生き物に関する体験が高い。対して中国人は「ボートに乗る(カヤック・カヌーなど小型ボート)」など乗り物における体験が高い。また、アメリカ人とイギリス人は、星空観賞と生き物に関する体験が高めの傾向となった。

◆ 日本人:「ダイビング・シュノーケリングをする」「野生動物を見る・触れ合う」が上位となり、生き物に関する体験が高い傾向。
◆ 中国人:「ボートに乗る(カヤック・カヌーなど小型ボート)」「海辺・川辺でサイクリングする」など乗り物の体験が高い。「自然現象を見る(赤潮・渦巻き・日食など)」も他の国より高い。
◆ アメリカ人/イギリス人:日本人と中国人はランク外だが、 「星空観賞をする」 が上位にランクイン。

■具体的な実施経験ランキングトップ10
<海・川を選択した人/複数回答>

・回答者一人あたり観光目的の海外旅行経験直近3回分を延回数として集計
(日本人1,267、中国人1,000、アメリカ人1,116、イギリス人1,157 ここから海・川を選択した人をn数とする)
・海外旅行の渡航先が国内旅行の延長になりえる大陸つづきの隣国などは対象外とする
(渡航先除外国/日本:なし、中国:香港、台湾、アメリカ:カナダ・メキシコ、イギリス:アイルランド)


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