ゼネラルリサーチは、「お土産に関する消費者動向調査」の結果を発表した。
観光客にとって、旅先でのお土産選びは楽しみの一つではないでしょうか?「お土産」に対する思いは人それぞれです。そこで、自分や他人へのお土産を選ぶポイントを聞いたところ、「ご当地がわかるロゴ」と回答する人が多数占めていました。その予算を男女別にみると、自分へのお土産は、「10,000円以上」かけると回答する女性は1割に満たないのに対し、男性はそれを上回る結果となりました。また、他人へのお土産には「1,000円以下」と回答する男性が8割・女性も9割と多いものの、自分がもらって嬉しいものをお土産として選ぶ傾向が伺えました。
- お土産選びの決め手 50%以上が「ご当地ロゴ」!
- お土産をもらって嬉しいポイント 上位2つとは?
- 自分へのお土産予算、10,000円超えは女性より男性多数!?
- 他人へのお土産予算、女性の約9割が1,000円以下!
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【調査概要:お土産に関する消費者動向調査】
■調査日 :2018年 8月31日(金)~2018年 9月1日(土)
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :1,195名
■調査対象 :全国10~70代男女
■調査主体 :ゼネラルリサーチ
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【調査1:お土産選びの決め手50%以上が「ご当地ロゴ」!】
他人へのお土産選びに何が決め手となり購入するか調査しました。その結果、「食べ物・もの」共に、「ご当地ロゴ」と回答する人が半数以上と一番多く、次いで多かったのが「限定品・コラボ商品」でした<図1>。
商品自体の特別感よりも、観光・旅行してきた事実がわかる商品が求められていることが伺えます。
<図1>
続いて、自分へのお土産選びのポイント<図2>と比較してみました。
<図2>
上位2位までは他人へのお土産に求めるポイントと順位は変わらないものの、「限定品・コラボ商品」の割合が多く、また、「飾り物・置物」など最下位の順位も異なります。思い出としての特別感や、より自分の趣味や好みを基準に選ぶ様子が伺える結果となりました。
【調査2:お土産をもらって嬉しいポイント上位2つとは?】
お土産を知人や同僚からもらう際に、どのようなものが嬉しいか、そのポイントを調査しました。その結果、食べ物編、もの編共に「ご当地ロゴ」、「限定品」・「コラボ商品」の回答が多く、【調査1】の他人へのお土産選びのポイントと上位2つが同じであることが明らかになりました<図3>。
ほとんどの人が、もらって嬉しいと思えるものを他人へ選んでいる、ということが伺えます。
<図3>
【調査3:自分へのお土産予算 10,000円超えは女性より男性多数!?】
<図4>
“お土産”と聞くと誰かへ買って帰るイメージがありますが、どのくらいの人が自分へも買っているのか、男女別で聞いてみました。すると、「必ず買う」・「ときどき買う」と回答した人は、男女共に80%以上と多いことがわかりました<図4>。続いてその予算を聞いてみると、女性の75%、男性の78%が「1,000円以下」と回答しています<図5>。さらに、「10,000円以上」かけると回答する男性の割合が女性を上回り、お土産の内容は、その土地のお酒や特産品など嗜好品が目立ちました。
<図5>
【調査4:他人へのお土産予算、女性の約9割が1,000円以下!】
<図6>
<図7>
続いて、他人へのお土産の購入について調査した結果、男女共に、「必ず買う」・「ときどき買う」と回答する人が半数以上いることが判明しました<図6>。また、その予算を聞いてみると、「1,000円以下」と回答する女性が男性と比べて多いことがわかりました<図7>