
紀尾井町戦略研究所は10日、「オミクロン株による生活様式と政府の対応について、どう思う?」調査の結果を発表した。
オミクロン株と生活様式について、18歳以上の男女1,000人に聞きました(2021年12月3日現在「Yahoo!クラウドソーシング」調べ)。
■調査の背景:
コロナウイルスの新規変異株であるオミクロン株が発見され、問題となっています。オミクロン株の発見と生活様式への影響及び政府の対応への評価について調査しました。
調査結果サマリ
•オミクロン株が発見されたことを知っているかについて、「はい」と回答した割合は99.5%であるのに対し、「いいえ」と回答した割合は5%であった。多くの回答者がオミクロン株について認識していることが分かった。
•75.5%の回答者が、「オミクロン株の発見が年末年始の行動に影響を及ぼすと思う」と回答しており、年末年始の行動に対する影響が大きいことが分かった。
•70.9%の回答者が「オミクロン株の発見が報道されたことによる外出予定の変更はない」と回答しており、具体的な行動予定への影響は小さいことが分かった。
•「年末年始に3人以上で会食をする予定はありますか?」という質問に対して、30%が「はい」と回答したのに対して、「いいえ」と回答した割合は70%であった。3人以上の会食をする予定のない割合が、3人以上の会食をする予定のある割合を上回っていることが分かった。
•「年末年始に県境をまたぐ移動をする予定はありますか?」という質問に対して、24.1%の回答者が「ある」と回答したのに対して、 75.9%の回答者が「ない」と回答した。「ない」と回答した割合が「ある」と回答した割合を上回る結果となった。
•「3回目のワクチン接種が開始された場合、3回目のワクチン接種を受けますか?」という質問に対して、71.9%の回答者が「はい」と回答したのに対して、28.1%の回答者が「いいえ」と回答した。
•「政府は、全世界からの外国人の新規入国を原則停止とする措置を取りました。この施策を評価しますか?」という質問に対して、92.4%の回答者が「評価する」と回答したのに対して、7.6%の回答者が「評価しない」と回答した。
•「政府の対応のスピードを評価しますか?」という質問に対して、88.1%の回答者が「評価する」と回答したのに対して、11.9%の回答者が「評価しない」と回答した。オミクロン株に対しての政府の対応のスピードについて、「評価する」と回答した割合が「評価しない」と回答した割合を上回った。
調査レポート https://www.ksi-corp.jp/column/
調査方法 インターネット上でのアンケート
※「Yahoo!クラウドソーシング」(https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/)を活用
調査期間 2021年12月3日
調査数 1,000人