奥伊豆の天然の恵み
飲泉・自家源泉かけ流しの秘湯
伊豆奥下田の豊かな山間にたたずむ観音温泉は、全てのおもてなしに、「飲泉・自家源泉かけ流しの極上源泉」が息づいている。湯量豊富な、3本の源泉から湧き出るアルカリ源泉は、桁外れ(硬度1.0未満)の超軟水で、美容成分シリカを豊富に含む類いまれな泉質だ。浴すと産まれたての赤ちゃんのように肌がスベスベになることから、“美肌を超越したうぶ肌の湯”という代名詞がついたほど。飲泉にも最適で、やさしい口当たりでほのかに甘いテイストは、過去モンドセレクションで3年連続金賞を受賞し、最高位である最高金賞を獲得した。
宿泊棟は、全室露天風呂付きのプライベートな奥座敷「ピグマリオン」、満天ひのき風呂付き客室「本館」、森林ゾーンにたたずむ庭園ひのき風呂付きの客室「正運館」、2022年のリニューアルで3世代で同時に宿泊可能なコネクティングルームが誕生した「離れ 産土(うぶすな)亭」の四つの館からなる。
大浴場は、「星空の満天露天風呂」「森のサウナ」をはじめとした11もの温泉施設が好評で宿泊者専用の「ガラティア観音乃湯」、より多くの方に観音温泉を気軽に体験していただきたいという女将の願いから誕生した日帰り温泉「観音プリンシプル」の二つ。どちらも敷地内のひのきをふんだんに使用し、やさしい香を醸し出す大総ひのき風呂が自慢だ。特筆すべきは“源泉かけ流し”に対する女将のこだわりで、大浴場から部屋付きの内湯まで、ほぼ全ての湯舟で“飲泉・自家源泉かけ流し”を実現している。
ガラティア観音の湯 星空の満天露天風呂
観音温泉ピグマリオン部屋付き露天風呂
裏山の「観音農園ハウス」では「彼の地にお越しいただいたお客さまには、地場の“天然の恵み”でおもてなしを…」という「地産地消」の考え方に共鳴し、数十種類もの野菜が無農薬で栽培されており、お食事処で提供されている。中でも芳醇な甘さが自慢の「観音温泉トマト」は大好評で、お土産としてもお客さまに提供されている。ハウス内では、温度・湿度管理を温泉地熱やソーラーシステムで行い、地球にやさしい資源循環型の活用を実践している。農園ハウス以外にも、敷地内では、シイタケ栽培や自家製の「山桃酒」「梅酒」づくりも行われ、いずれもお食事処で提供されている。また、スタッフ自らが漬け込み、昔ながらの天日干で仕上げた“源泉梅干し”も大好評でお土産の人気商品となっている。豊かなアルカリ活性(pH9.5)の観音温泉水を使うことにより、梅本来のまろやかな味わいが引き出された自慢の逸品だ。