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湯畑の側、散策便利
第675回よその旅館ホテル
──場所はどのへんですか。
「『湯畑』から歩いてすぐ、散策にとても便利な場所です。江戸期以前より『宿 湯本屋安兵衛』として湯宿を営んできました。当時は湯畑から直接湯を引いて内湯として使用することのできた数少ない宿の1つだったようです。客室は、この地域の豪族のみに許された『せがい出し梁造り』を再現し、歴史的な温泉街のまち並みを演出しています。湯畑の近くとはいえ、周辺は静かで、ゆったりと過ごせるとお客さまの評判もいいですね」
──お風呂は。
「男湯は内湯と小さな露天風呂、女湯は温度の異なる大小2つの浴槽があります。天然温泉で、24時間いつでも入れます。日帰り入浴もでき、入浴料は1人800円です。当館も加盟する、草津の和風旅館の集まり『和風村』の通行手形を持っていれば700円となります」
──食事はいかがですか。
「地のものを使うよう心がけています。上州もち豚と白舞茸をゴマだれでいただく陶板焼きが自慢です。食事処には古くから伝わる絵画や書、道具類などを展示していますので、食事の合間に楽しんでもらえれば」
──客層は。
「カップルや夫婦を中心に、多くても6人前後の小グループですね。どちらかといえば男性が多いです。落ち着いた雰囲気とお湯の良さもあって、リピーターも少なくありません」
──予約はどう入ってきますか。
「ネット経由が6割を占めています。ネットエージェントは楽天トラベルなど3社と契約しています。また、直予約のお客さまについては特典を付けるなどしています」
【12室、1泊2食1万3800円から】