
高山で初の宿泊施設
第1072回よその旅館ホテル
――場所は。
「JR高山駅から徒歩約15分、高山別院の真ん前です。観光スポットである古い町並みや宮川朝市、東山遊歩道などに近く、市内散策にとても便利です」
――歴史ある施設ですね。
「創業は120年ほど前。高山で初めての宿泊施設で、代々旅人宿として親しまれてきました。いまは民宿として営業していますが、純和風の佇まいを守っています」
――料金体系は。
「1泊素泊まりと1泊朝食付きです。素泊まりは大人で5350円、朝食付きで6350円からです。小学生は20%、幼児は60%引きです。また、連泊されるお客さま(大人)は2日目から200円引きとなります」
――朝食は。
「飛騨牛朴葉味噌(ほうばみそ)、川魚、山菜などをお出ししています。朴葉味噌は大変好評で、皆さん喜ばれます。ご飯をおかわりする方も多いですね」
――お風呂は。
「せっかくの旅行ですから、家族ばらばらに入るよりも一緒に入って楽しんでもらおうと、家族風呂を二つ設けています。天然温泉引き湯と循環ろ過式で、空いていればいつでも利用できます」
――コロナ禍の影響は。
「外国人のお客さまが多かったのですが、ぱったりとなくなりました。早く収束して、戻ってきてほしいですね。いまは我慢です」
「感染防止も徹底し、マスク着用や手指の消毒、換気、空気清浄機はもちろん、エアペイを導入し、キャッシュレス化も進めています」
――心掛けていることは。
「昔からの古い宿なので、身の丈に合ったきめ細かな接客を。喜んで帰っていただくのが何よりです」
【客室8】