中国の北京市文化観光局は6月7日、東京都内で観光説明会を開いた。北京市と東京都の友好都市締結40周年記念事業の一環。「伝統文化と現代文明が調和した世界有数の観光都市北京へ、日本から多くのお客さまを」と呼び掛けるとともに、“SNS映え”する新たなフォトスポットを紹介した。
同局の陳冬書記=写真=は「昨年、北京市は前年比2.7%増、24万8千人の日本人観光客を迎えた。今年1~4月は前年同期比5.9%増の7万4千人。この伸びは世界の先進国で1位だ」と、日本からの多くの来訪に謝意を述べた。
また「都市として3千年、都として800年の歴史を持ち、開放されている観光地は200カ所。世界で最も観光遺産が多い都市だ」と、その魅力をアピールした。
プレゼンテーションではSNS映えするスポットとして、元代の建物を利用した古い街並み「南鑼鼓巷(なんらここう)」、現代アートが集結した「798芸術区」、アンチゴージャスとアンチチープをテーマにした「MUJIホテル北京」の三つを紹介した。