
群馬県は1日、群馬コンベンションセンター「Gメッセ群馬」(高崎市)=写真=をオープンした。当初、4月に開所する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で見合わせていた。県の休業や自粛についてのガイドラインに基づく警戒度が引き下げられたため、開所に踏み切った。
当面の間、「催事などの来場者以外の入館を遠慮してもらう」という。ガイドラインに沿って、50人以下の催しで使用する会議室から利用を始め、順次、展示室など大規模スペースに利用を拡大する。
利用者にはマスクの着用や手指の消毒、氏名・連絡先の把握、基礎疾患を持つ人や高齢者の来場自粛などの対策を講じ、施設についてもサーモグラフィの設置、清掃・消毒の徹底、換気運転の強化などに取り組む。
Gメッセ群馬はJR高崎駅から徒歩15分にあり、高崎玉村スマートインターからも車で15分とアクセスに優れている。1万人収容可能な1万平方メートルの展示ホール、千人収容のメインホールをはじめとする大小17の会議室などを備えており、県は「北関東最大級の大型コンベンションセンター」としている。