全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が6月19日、札幌市内で行った第102回全国大会で、「観光立国の推進に向けて行動する」などの大会宣言と、15項目からなる決議を採択した(先週号既報)。大会宣言、決議の内容は次の通り。
【大会宣言】
宿泊観光産業を代表するわれわれ、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会は、今ここに第102回全旅連全国大会を結ぶにあたり、「2024年 新たな旅のステージ 冒険に出よう、新しい観光の時代へ」のテーマのもと、その真摯(しんし)な声を高らかに訴えるものである。
一世紀を超える歴史を有する本大会、われわれは、その礎が多くの諸先輩の努力の積み重ねであり、幾多の苦難を乗り越えてきた証である、と心から敬意を表するものである。
今こそ、われわれは目の前の諸問題を着実に解決していき、宿泊観光産業が持続可能で稼げる産業へと変革し、そして、業界全体の地位向上を図らなければならない。こうした業界改革に向けた新たな歴史の第一歩として踏み出すにあたり、今大会が歴史的大会になることを誓う。
観光立国の推進に向け、1300年超の歴史を持つ宿文化を維持・継承しつつ、観光産業の一翼を担うわれわれが常に前向きに、時に観光分野の雄として行動するものである。
会員向け記事です。