
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は14、15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で旅のイベント「第2回宿観光旅博覧会・宿フェス」を開いた。全国47都道府県の青年部員を中心に、各地域が趣向を凝らしたブースを出展。主催者発表で前回を上回る3万526人が来場した。
宿フェスのオープニングに先立ち、「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録を目指す「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会」(事務局=全旅連)のキックオフイベント「登録推進報告会」が開催された。同協議会の青柳正規会長(多摩美術大学理事長、元文化庁長官)、登録を応援する知事の会事務局長の山本一太・群馬県知事、全旅連の井上善博会長があいさつし、最短で2026年の国内候補選定、28年の登録実現に強い意欲を示した。
宿フェスのオープニングに出席した菅前首相が、登録に向けた第1号の署名を行った。