「群馬県から温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録を実現する会」の総会が6日、前橋市の群馬会館で開かれた。群馬県内の温泉、旅館、観光の関係団体、経済団体、県議会議員など約100人が参加し、登録の実現に向けた取り組みの強化を確認した。
実現する会会長の群馬県温泉協会、岡村興太郎会長は「群馬県発のこの取り組みが今や全国に広がっていることは非常にうれしい。さらに大きく広げていきたい」とあいさつした。
群馬県旅館ホテル生活衛生同業組合の森田繁理事長は「この取り組みは、旅館・ホテル業界とそこで働く者に名誉と誇りをもたらすものだ」。群馬女将の会の田村早代会長は「群馬にある宝・温泉、全国にある宝・温泉を世界に紹介したい。登録が実現し、群馬県にお越しいただいた際には、女将たちが精一杯おもてなしする」と語った。
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