全国の楽天トラベル契約宿泊施設の中から日本一の朝ごはんの宿を決定する「朝ごはんフェスティバル2014」の東日本大会が5月27日、東京・銀座で開かれ、福島県磐梯熱海温泉の四季彩一力(齋藤清男料理長)が優勝した。
メニューは「脂がのりすぎ、幻の(高級魚)アブラボウズ」と「焼きタケノコ、マイスター仕立」。審査員の1人を務めた“フレンチの鉄人”として知られる坂井宏行シェフは「シンプルだけど東北の自然を感じる料理で、アブラボウズのバランスが素晴らしい。今度宿に食べにいきます」と絶賛した。
同フェスティバルの開催は今年で5回目。今年は千軒の旅館・ホテルが参加。ユーザーのウェブ投票で勝ち残った29軒が、全国5地区の地方大会に進み、料理実演、実食審査に挑む。さらに地方大会を勝ち上がった5軒が9月に行う頂上決戦で戦い、日本一の朝ごはんを決定する。
中日本大会は5月21日に行われ、岐阜県下呂温泉の和みの畳風呂物語の宿小川屋が優勝した。西日本大会は6月5日、北海道大会は6月18日、九州・沖縄大会は6月24日にそれぞれ実施される。
四季彩一力の齋藤料理長(写真右)と坂井シェフ(同左から2人目)