
深谷ねぎをアピールする小島市長とイメージキャラのふっかちゃん
大河ドラマ「青天を衝け」深谷市推進協議会(事務局、同市役所渋沢栄一政策推進課)は14~16日、東京駅エキナカ商業施設「グランスタ東京」内のイベントスペースで「渋沢栄一の郷 深谷博覧会」を開催した。JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(東京都渋谷区)との事業連携の一環。
同イベントは、日本近代資本主義の父と評され、青天を衝けの放送開始や新1万円札のデザインへの採用などで近年注目を集めている実業家、渋沢栄一とその生誕地、埼玉県深谷市の魅力を発信するため、物産販売やPRを行うもの。
市が生産した新鮮な野菜やイメージキャラクター「ふっかちゃん」の関連商品、「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」の入場券などを販売。柱のデジタルサイネージには埼玉各地の風景が映し出されるなど、東京にいながら埼玉と深谷を感じられる空間に仕上げた。
14日には記念セレモニーが開かれ、小島進深谷市長らが来訪を呼び掛けた。小島市長は「渋沢栄一ゆかりの地で、この駅舎のレンガを作っているのも深谷。そんな東京駅で博覧会が開けることに感謝したい。深谷はねぎも有名で、11月23日は『深谷ねぎらいの日』となっているので、大切な人にねぎを送ってほしい」と、同市の特産品であるねぎもアピール。
また、11月11日の渋沢栄一の命日「青淵忌」には、JR東京駅と深谷駅を青くライトアップする計画も明かした上で、「コロナ禍で大変な日々が続くが、ワクチン接種や感染症対策などを含め、頑張っている皆さんの心を照らして元気にしたい」と意気込みを述べた。
深谷ねぎをアピールする小島市長とイメージキャラのふっかちゃん