和歌山県の田辺市、白浜町、上冨田町、すさみ町の広域観光推進事業に取り組む南紀エリア観光推進実行委員会は9月21日、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念し、世界遺産以外のご当地グルメや市街地散策など、同エリアの新しい楽しみ方を発掘するモニターツアー「田辺市街地から始まる新しい“熊野旅”」を実施する。これに先立ち、南紀エリアの魅力を自身のSNSなどで発掘・発信できる参加者定員10人を、9月6日まで募集している。
今回実施するモニターツアーは、田辺市街地・上富田町(口熊野)から熊野古道の旅を始めてもらうことを目的に企画。ご当地グルメを楽しみながらの市街地散策や、Eバイクサイクリングでの上富田町三王子巡りなど、熊野古道ウォークだけではない、新しい楽しみ方を発掘・発信する内容となっている。
ツアー当日は午前9時にJR紀伊田辺駅に集合し、田辺市街地散策やご当地グルメを堪能。その後サイクリングで上冨田町三王子(八上王子・一瀬王子・稲葉根王子)を巡った後、交流会を経て午後5時20分ごろにJR朝来駅解散を予定している。
参加費は無料(集合場所までの交通費は自費)。応募方法は、五つの必要事項(1)氏名(ふりがな)、生年月日、住所(2)ツアー当日に連絡の取れる電話番号(3)メールアドレス(4)SNSアカウント(ユーザー名)(5)南紀エリアや今回のツアーに対するコメント―をメールで事務局(nankiareatourism@gmail.com)に送信することで完了となる。
応募条件は次の通り。
(1)自身で所有しているSNSでツアーの様子を発信できる
(2)ツアー中に自身で撮影した写真を実行委員会の広報用写真として提供できる
(3)実行委員会の広報用写真への映り込みに問題がない
(4)体力に自信がある(徒歩約5.4キロ、サイクリング約17.5キロを予定)
稲葉根王子