日本旅行業協会(JATA)、日本旅館協会など観光関連団体で構成する旅行連絡会は、旅行者の視点で新型コロナウイルス感染防止のための留意点をまとめた「新しい旅のエチケット」に関して、新たに交通編、旅の飲食編、宿泊編、観光施設・ショッピング編の4編を作成した。9月29日、作成に協力した観光庁が公表した。
「新しい旅のエチケット」は、6月に策定され、Go Toトラベルキャンペーンを利用した旅行者などに周知されてきたが、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会における提言を踏まえ、旅行の場面ごとにさらに内容の見直し、充実を図った。
今回作成した4編では、接触確認アプリ(COCOA)の導入とマスクの着用については各場面共通の項目となっている。また、特に留意が必要な事項として「飲酒・飲食」や「マスクなしでの会話」に関する項目を追加した。
「新しい旅のエチケット」は、Go Toトラベル事業の公式サイトなどに掲載。旅行者向けサイトでは、9月10日から「新しい旅のエチケット」「新しい旅のルール」の動画も公開されている。
「新しい旅のエチケット」の「宿泊編」