
ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
対局室での封じ手開封観戦も可能、前夜祭や大盤解説会も
ホテル椿山荘東京(東京都文京区)は21日、2025年4月9日・10日に開催される第83期名人戦第一局の観戦付き宿泊プランを発表した。将棋ファンにとって憧れの舞台となる名人戦を間近で体験できる貴重な機会を提供する。
目玉となるのは「名人戦プレミアムステイ」だ。このプランでは、対局室内での封じ手開封観戦が可能となる。普段は決して味わうことのできない、贅沢で非日常的な体験を提供する。さらに、前夜祭への参加や大盤解説会の前方席での観戦も含まれている。
プランの料金は、プライムエグゼクティブスイート(60㎡)1室2名利用で2泊442,400円からとなっている。宿泊者には名人戦記念扇子や東京雲海と七つの季節のクッキー缶がプレゼントされる。
また、より手軽に名人戦を楽しめる「大盤解説会付きステイ」も用意されている。1泊から利用可能で、料金はプライムスーペリア(45㎡)1室2名利用で86,500円からとなっている。
ホテル椿山荘東京の料亭「錦水」で名人戦が行われるのは今回で18回目となる。2008年以降は毎年第一局の対局会場として使用されており、将棋界にとって重要な舞台となっている。
名人戦は1935年に第1期が開催されて以来、タイトル戦の中で最も長い歴史を誇る。今回の第83期では、若き王者と名人初挑戦となる挑戦者の熱い戦いが繰り広げられる予定だ。
ホテル椿山荘東京は、都心にありながら森のような庭園の中に佇むホテルとして知られている。庭園内には国の登録有形文化財である三重塔「圓通閣」があり、2025年に移築100周年を迎える。また、国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」は、国内外の賞を受賞するなど高い評価を得ている。
ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」