アパグループは2日、「元谷一志アパグループ社長兼CEO就任パーティー」を東京都港区の明治記念館で開催した。国会議員36人、27カ国の外国大使館関係者36人を含む約1700人が出席した。
パーティーに先立って開いた会見で元谷外志雄会長は、「昨年創業50周年の節目を迎えてコロナ禍の出口がようやく見えてきたことから、このタイミングで新体制への移行を決断。ちょうど10年前に社長に就任した元谷一志が、4月1日付で社長兼CEOとなった。日本経済にとって最も有望な産業は観光産業であり、その中核がホテル業。日本で圧倒的ナンバー1のホテルチェーンとなるため、今後も積極的に拡大戦略を取る」と述べた。
元谷CEOは就任あいさつで、「私はアパグループの創業と同じ1971年生まれ。私の一志という名前は父の外志雄から『志』を受け継いでいる。元谷家の『宿命』を継ぎ、次の50年につなげていく」と語った。
アパグループは創業以来、増収増益を続け、2019年度には売上高1371億円、経常利益335億円を達成。コロナ禍により20年度は売上高904億円、経常利益10億円、21年度は売上高916億円、経常利益75億円となった。22年度は売上高1097億円、経常利益152億円を予定している。
パーティに約1700人が出席