奈良県内の宿泊施設の魅力発信と“宿泊力”の強化を図るため、奈良らしい独自性のある宿泊施設を表彰する「奈良のお宿自慢」の表彰式が8月22日、奈良市の春日野荘で行われた。
同事業は昨年12月から、県内の宿泊施設を対象に、各宿の自慢ポイントを自薦により募集し、公開プレゼンテーションなどの審査を経て、部門(食・グルメ自慢、歴史・お宝自慢などの11部門)別に認定。特に優秀な施設に部門大賞および部門優秀賞を選定した。
荒井正吾知事は「今回、県として奈良の宿の魅力を全国にPRした。受賞された施設の皆さんには、特に宿泊客に満足を得られるようなおもてなしをお願いしたい」とあいさつした。各賞は次の通り。
【部門大賞】
食・グルメ自慢の宿=料理旅館尾川、奈良パークホテル▽歴史・お宝自慢の宿=奈良ホテル▽=お風呂自慢の宿=湯元 宝の家▽風景自慢の宿=遊景の宿平城、景勝の宿 芳雲館▽建物・お部屋自慢の宿=春日ホテル、ホテルアジール・奈良▽もてなし自慢の宿=吉野荘 湯川屋▽ナンバーワンのある宿」=宿花屋徳兵衛▽健康志向の宿=靈山寺天龍閣、奈良ロイヤルホテル
【部門優秀賞】
食・グルメ自慢の宿=信貴山 千手院、多武峰観光ホテル▽歴史・お宝自慢の宿=古都の宿 むさし野、さこや▽風景自慢の宿=竹林院群芳園▽もてなし自慢の宿=湯盛温泉ホテル杉の湯▽学生に人気の宿=大和高原ボスコヴィラ▽国際交流の盛んな宿=町屋ゲストハウスならまち▽ナンバーワンのある宿=奈良万葉若草の宿 三笠、ホテルのせ川▽夏と冬に強い宿=旅籠 長谷川
荒井知事(前列右から5人目)と審査員、受賞者らによる記念撮影