「夢のある宿泊業」へ 日本旅館協会未来ビジョン委員会が提言


相原委員長

 日本旅館協会の通常総会で同協会の4委員会が昨年度の活動報告を行った。大西会長の肝いりで発足した「未来ビジョン委員会」の相原昌一郎委員長(静岡県・新井旅館)は、「夢のある宿泊業」を実現するための提言「私たちが創るミライのリョカン」を発表した。

 提言では、「旅館は日本独自の文化として世界に誇ることのできる資産」「観光は間違いなくこれからの日本経済をけん引する主力産業」であるものの、「慢性的人手不足」「コロナを経ての過剰債務」などさまざまな問題を抱えていると指摘。

 これらの解決には「単純に今までと同じようなやり方ではいけない」と、「持続可能性を経営判断の最重要項目に」「地域との関わりをもっと深く密に」「豊かな食文化を次世代に伝え残す」「働きやすさと働きがいをすべての人に」「教育にもっと深いアプローチを」「ダイバーシティとインクルージョンへの理解と対応」という六つのテーマを提示。

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒