
小林氏
観光経済新聞、無料オンラインセミナー開催 インバウンド時代のレベニューマネジメントがテーマ
観光経済新聞は6月5日、無料オンラインセミナー「インバウンド時代のレベニューマネジメント~自動集客による直前販売と二重価格の導入~」を開催する。シーアンドアールエム株式会社の小林武嗣代表取締役が講師を務め、インバウンド市場における課題解決策を提案する。セミナー時間は13時から14時まで。
キャンセル率の課題に対応するソリューション
同セミナーは、インバウンド市場における重要課題に焦点を当てる。早期予約による高単価販売が可能なインバウンド市場では、キャンセル率の高さが経営課題となっている現状がある。このキャンセルによる損失を補うために安値で販売すると、価格の公平性が損なわれる可能性が出てくる。
特にホテルや旅館など宿泊施設においては、予約の早いインバウンド客と直前予約の国内客の価格差が問題となるケースが多い。小林氏はこの課題に対し、クローズドマーケットを形成し、価格の公平性(パリティ)を維持しながら対応する具体的方法を解説する。
このセミナーは、インバウンド販売方法と国内需要の差に悩む経営者やGM(ゼネラルマネージャー)、レベニューマネージャー、セールス担当者、企画担当者などを対象としている。特に二重価格の導入により、異なる顧客層に対して最適な価格設定を行いながらも、市場での価格の公平性を保つ手法に関心のある業界関係者にとって有益な内容だ。