阪急交通社は15日、4~5月の期間限定で、南海電鉄の特急列車「ラピート」=写真=を貸し切り、南海難波駅から和歌山港駅まで特別運行すると発表した。客を乗せたままスイッチバック入出線したり、洗車体験ができるなど、珍しい試みが鉄道ファンの注目を集めそうだ。
4月24日から5月9日までの土・日・祝日、計10日間設定。旅行代金はスーパーシートで大人1万7500円、小学生1万5500円、レギュラーシートはそれぞれ1万5500円、1万3500円。
和歌山港駅入線は初めて。黒潮市場の「紀州御膳」での昼食後、万葉集ゆかりの地、和歌の浦の「玉津島神社」に参拝し、特別御朱印を授かる。和歌山城ではおもてなし忍者も登場。
ラピート乗車中にスイッチバックして住ノ江車庫に入出線し、車庫内では洗車体験もできる。