日本ホテル教育センター(石塚勉理事長)は11月26日、ホテル業の実務知識力を認定する資格として20年度第1回「ホテルビジネス実務検定試験」(H検)を実施する。試験は、ベーシックレベル(2級、1級)、マネジメントレベルの3種。資格制度を生かした学生の就職やホテリエのキャリアアップを支援する。
H検は、ホテル業界への就職を目指す学生や、レベルアップを目指す現役ホテリエを対象に実施。これまでに5万人以上が受験している。
試験では、基本事項としてホテルの基礎、営業業務として宿泊、料飲、宴会、調理、マーケティング業務、管理業務として総務・人事、施設管理、仕入れ・購買、経理・会計業務について問う。
「自己啓発の促進、実践的な教育の環境醸成、社内での昇格、昇給の目安など、幅広い目的で活用してほしい」と担当者。
申請期間は10月5~26日。費用は、一般団体と個人受験でベーシックレベル5100円(税込み)、マネジメントレベル8200円。試験会場は、札幌会場(経専北海道観光専門学校)、東京会場(中野サンプラザ〈11月試験〉、専門学校日本ホテルスクール〈来年3月試験〉)、大阪会場(エル・おおさか)、福岡会場(九州観光専門学校)の四つ。
ベーシックレベルの試験は20年度第2回試験として、来年3月6日にも実施される。問い合わせのメールアドレスはhken@jec-jp.org。
パンフレット