
上諏訪温泉「ホテル紅や」でのセミナー
日本旅館協会長野県支部は12月8日に長野市のホテルメトロポリタン長野、9日に諏訪市上諏訪温泉のホテル紅やで「コロナ禍を生き抜く啓発セミナー」を開いた。医療と地域振興の専門家を講師に招き、コロナ下での感染防止対策と観光誘客、観光振興施策を学んだ。長野保健医療大学看護学部の塚田ゆみ子助教授と、国際観光施設協会旅館観光地分科会の川村晃一郎会長が講師を務めた。
塚田氏は「Withコロナ 守りと攻めの感染対策」をテーマに、ウイルスの基礎や新型コロナウイルスの最新情報、医学的見地からの感染防止対策と具体的な実施事例を解説。旅館・ホテルの現場で対応に迷ったときは、保健所など専門機関の指示を受けた上で対応すべきなどとアドバイスした。
川村氏は「コロナ禍における宿泊施設の新しい取り組み」をテーマに、コロナ禍での宿泊と観光市場の現状と課題を示すとともに、東京・浅草など、地域全体で取り組む各地の地方再生事例を紹介した。
上諏訪温泉「ホテル紅や」でのセミナー