オリックス・ホテルマネジメント(東京都港区)とヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区(東京都新宿区)は6日、「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」を開業した。「キャノピーbyヒルトン」ブランドのホテルとしては日本初進出で、ヒルトンとしては大阪市内で4軒目の施設となった。
「キャノピーbyヒルトン」はヒルトンのライフスタイルブランドで、世界で40軒以上のホテルを展開している。各ホテルで地元の魅力を最大限に生かした体験、洗練されたデザイン、利用客の嗜好に合わせた食事や飲み物などを通じて、ワンランク上の快適な滞在を提供している。
今回開業した「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」は、JR大阪駅前に同日にオープンした複合商業施設「グラングリーン大阪」北館・ノースタワーの1階と、10階から25階に位置。JR大阪駅から徒歩約7分というアクセスの良さを誇り、ビジネス利用だけでなく、道頓堀や難波などの人気観光地へのアクセスも便利な立地となっている。
客室は全308室。水都大阪やグラングリーンの緑をイメージした「リバーブルー」「うめきたグリーン」を基調に、キャノピー(天蓋(てんがい))には、豊臣秀吉の馬印「千成瓢箪(せんなりびょうたん)」や、うめきた公園内のメタセコイアをモチーフにしたデザインを施した。32平方メートルのスタンダードルームから63平方メートルのコーナースイートルーム、95平方メートルと127平方メートルの2タイプのスイートルーム、愛犬と宿泊できる「ペットフレンドリールーム」など、多彩な客室を用意。
多様な料理を楽しめるオールデイダイニング「CC:CARBON COPY(シーシー カーボンコピー)」では、日本の小皿スタイルでシェフの遊び心あふれる世界各地の料理を提供。朝食はビュッフェ形式、ランチとディナーはアラカルトとセットメニューで楽しめる。街並みを望む屋外テラス席が特徴のバー&ラウンジ「!JaJa!Bar(ジャジャバー)」では、シェフが創作するシンプルながらも上質な大阪のローカルフードやオリジナルカクテルを提供する。
このほか、ホテル内に三つのミーティング施設を用意。最大100人まで収容可能な「広間」、「ミーティングスタジオ」に加え、「ボードルーム」では最新の会議インターフェースや会議用カメラ、音響システムを完備している。開放的な2フロア吹き抜けの空間「プレファンクションルーム」は、自由な発想のミーティングを演出する開放的な環境を提供する。
同ホテルでは開業を記念して、ヒルトン・オーナーズ会員向けに、1度の滞在につきヒルトン・オーナーズ・ポイントを2千ボーナスポイントプレゼントするキャンペーンを来年3月5日まで実施している。詳細は専用ページ(https://canopy-osaka.hiltonjapan.co.jp/plans/rooms/10392)から。
コーナースイートルーム(上)とオールダイニング「CC‥CARBON COPY」
施設外観