工藤理事長
東京都ホテル旅館生活衛生同業組合（工藤哲夫理事長＝ホテルかずさや）は1月30日、ロイヤルパークホテル（東京都中央区）で新年懇親会を開いた。工藤理事長はコロナ禍明けで回復するインバウンド客へのもてなしの充実を組合員旅館・ホテル経営者らに呼び掛けた。
工藤理事長は冒頭、1月1日に発生した能登半島地震に触れ、「全旅連に2次避難場所、客室提供の要請があり、2万8千人分が確保されたと聞いている。普段の生活に近い旅館・ホテルでの生活が早くできるようになれば」と被災者を気遣った。
関連して工藤理事長は「2013年、首都直下型地震が30年以内に起きる確率が70％といわれたが、それから10年たっている。いつどこで起きるか分からない。われわれは被災者に援助の手を差し伸べるとともに、（自身の）備えを万全にする必要がある」と述べた。
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