滋賀県大津市で3月8日から開催されている「びわ湖大津・光秀大博覧会」のメイン会場、禅明坊光秀館が新型コロナウイルスの感染拡大防止のためオープンが延期となっていたが、感染防止対策が整ったため、4月1日から人数制限しながら開館している。大河ドラマ「麒麟がくる」大津市観光振興協議会が明らかにした。
同協議会は、(1)混雑状況によっては待ち時間が発生したり、入館できない場合がある(2)検温を行っており、37.5度以上の人や体調不良者は入館を断る(3)今後の感染状況によっては閉館する場合がある―としている。
終息宣言などを待って制限の解除を検討するが、感染者が光秀館に来館したことが判明したり、国や県において非常事態宣言が出され、博物館など市内の類似施設の閉館が要請された場合などは閉館する。館内では常時換気を行い、マスク着用のお願いや来場前と後の手指消毒の徹底を図る。入場者については1人4平方メートルを基準に34人定員とし、混雑時は整理券を発行するという。