
万歳三唱する森田理事長(左端)、田村次期青年部長(右端)ら
群馬県旅館ホテル生活衛生同業組合(森田繁理事長=古久家)は5月21日、同県草津温泉の「喜びの宿 高松」で創立60周年記念式典を開いた。森田理事長は組合の歴史を振り返ったのち、来年の群馬県デスティネーションキャンペーン(DC)や東京五輪・パラリンピック開催を見据え、「本県旅館業界のさらなる飛躍を目指す」と述べた。
今年は組合創立60周年に加え、同組合青年部結成50周年、女性部結成20周年と、節目が重なった。
森田理事長は、特にこの10年間の出来事として、東日本大震災、耐震改修促進法の改正、住宅宿泊事業法の施行を挙げ、「われわれ県組合にとって激動の10年間だった」と回顧。
今後に向けては来年開催のDCなどに触れ、「次の10年は県の観光産業も大きく変貌する。全旅連など関係機関と密接に連携し、本県旅館業界のさらなる飛躍を目指す」と述べた。
来賓の反町敦・群馬県副知事は祝辞を述べ、「観光は経済成長を支える重要な要素。豊かな温泉など優れた観光資源を生かし、組合の皆さまとともに県の観光振興を推進したい」と、同組合とのさらなる連携強化を強調した。
青年部の活動報告、功労者表彰に続き、田村晋吾・次期青年部長(四万やまぐち館)の発声で万歳三唱。祝賀会では草津町の黒岩信忠町長らがあいさつした。
万歳三唱する森田理事長(左端)、田村次期青年部長(右端)ら