
熊本県県北広域本部のキャラバン
熊本県県北広域本部は3日、観光経済新聞社西日本支局(大阪市)を訪問し、NHK大河ドラマ「いだてん」関連の観光スポットやイベントをPRした。
いだてん大河ドラマ館(玉名市)のオープン以来の入場者数は約6万1500人(6月30日現在)。夏休みの誘客促進へ、1日から8月31日まで入場料の特別割引(2割引)を行う。大河ドラマの展開に合わせて、20日から展示の大幅なリニューアルも行う。
同市では、市内の金栗四三ゆかりの地を巡る「金栗四三周遊バス」も無料で運行中。平日は1時間に1便、土、日、祝日は1時間に2便程度運行。来年1月13日まで。
和水町の金栗四三ミュージアム、金栗四三生家記念館は、オープンからの入場者数がそれぞれ約6万人、約5万8600人(同)。20日から11月4日まで、両館とも中学生以下の入場を無料とする。四三ミュージアムの入場者には、町内の協賛店舗でさまざまな特典を受けられる「和水町周遊クーポン」をプレゼントする。
いだてん大河ドラマ館と金栗四三ミュージアムを結ぶ無料シャトルバスが9月29日までの土、日、祝日に運行中。玉名市と和水町は金栗四三の生誕日(8月20日)を記念したイベントも実施する予定だ。2市町は東京オリンピック聖火リレーのルートにも選ばれている。
地元では大河ドラマを契機に新たなフルマラソン大会を企画した。熊本県北初のフルマラソン大会で、名称は応募の中から現在選定中。開催は来年2月23日で、43回目を迎える「横島いちごマラソン大会」と同時開催する。第36回金栗四三翁マラソン大会は今年11月3日、和水町で開催される。
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