農水省主催「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」4

  • 2017年3月16日

見つけよう!今、元気なむらの取組

 「強い農林水産業」「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより、地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良事例を選定し、全国に発信する内閣官房および農林水産省共催の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」。昨年(第3回選定)は、応募769地区の中から30地区が選定され、12月2日にグランプリなどの各賞が決定した。

 本紙では、観光の活性化が期待される選定地区を紹介している。今週号では、農林水産物や景観といった地域の多様な魅力を生かし、住民が連携して交流拡大に成果を上げている4地区の取り組みを紹介する。

農水省「農泊」推進、500地域創出へ

 農林水産省は、日本ならではの伝統的な生活体験や農山漁村地域の人々との交流を楽しむ農山漁村滞在型旅行を「農泊」と呼称し、来年度から農泊に意欲のある地域を重点的に支援する方針だ。農泊を通じてインバウンドを含む観光客を呼び込み、農山漁村の所得向上を目指す。

 農泊は農山漁村での民泊、民宿だけではなく、旅館・ホテルや改修した古民家を含め、旅行者のニーズに合った宿泊手段で、農山漁村の体験・交流型のコンテンツを楽しむ滞在型旅行を意味する。

 農泊を持続可能、自立的なビジネスにするには、地域の合意形成、専門職員を有し法人格を持った推進組織の整備、マーケティングに基づく地域資源の磨き上げや商品造成、販売促進などが不可欠。農水省ではこれらを農泊推進対策として後押しする。

 支援対象は、地方自治体、多様な主体が参画する協議会だけでなく、農泊を推進する中核的な法人に対しても直接的な支援を行う。ソフト、ハードの支援策は、別々の手続きで実施するのではなく、一体的に実施していく。

 2017年度予算案には新規で50億円を計上した。2020年度までに「農泊地域」500カ所の創出を目指す。「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定地区から農泊地域が誕生することも期待されている。

17031110


関連キーワード

関連する記事

旅の情報発信イベント「世界に一番近い旅の博覧会~関空旅博2017」が今月27、28日、関西国際空港の南北イベント広場などで開催される。13回目となる今回は、新規出展27団…

続きを読む

伊勢志摩学生団体誘致委員会(小見山健司委員長)は8日、東京都文京区立文林中学校(本郷光一校長)で、今月26日に修学旅行で三重県鳥羽市の離島、答志島(面積約7平方キロメート…

続きを読む

茨城県牛久市は、国の重要文化財「シャトーカミヤ」を舞台にした観光PR動画をYouTubeで公開した。動画ムービーでは市長と市民が共演。撮影の全体ディレクションは楽天トラベ…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み

注目のコンテンツ

2016年度「部門別・旅館ホテル100選」(2017年1月14日発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

第30回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2017年1月1日発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「地域内の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

第30回「にっぽんの温泉100選」発表!(2016年12月17日発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位指宿

2016年度「5つ星の宿」発表!(2016年12月17日発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?