ホテルズドットコム、ホテル完璧度方程式「F25 + C35 + B10 + P2 + Q + Br + D7 + S + W + ½H 」を発表


 ホテルズドットコムは21日、「ホテル完璧度方程式」と「日本人観光客のゴールデンウィーク旅行動向」を発表した。詳細は以下の通り。

● Hotels.com は、実際の宿泊者 500 万人超から寄せられた、数十万の世界中のホテルに関する 1 億 4,800 万件以上の口コミを分析し、データ分析専門家が調査結果を以下の方程式に転換
F25 + C35 + B10 + P2 + Q + Br + D7 + S + W + ½H = ホテル完璧度指数
● 清潔さと快適性は、贅沢な朝食や豪華なプールの 36 倍も重要なポイント
● 方程式はHotels.comの「ユーザーが選ぶベストホテル アワード」を記念して開発

 インターネット、スマートフォン時代において、ホテル評価の決め手となるのは実際の宿泊者の声です。このたび、世界最大手の宿泊予約サイトのHotels.com™ ( https://jp.hotels.com/ )は、何百万人ものお客様から寄せられた口コミに基づき、完璧なホテル・ステイの方程式を突き止めました。

 方程式は、Hotels.comの「ユーザーが選ぶベストホテル アワード( https://jp.hotels.com/hoteru-otoku-joho/lovedbyguests-jp )」 に寄せられた実際の宿泊者による何万件もの口コミをもとに作り出されました。

 Hotels.com サイトの 2,500 万件を超える口コミと 2016 年に収集されたデータを徹底分析した結果、完璧なホテル・ステイを示す方程式が生まれました。

F25 + C35 + B10 + P2 + Q + Br + D7 + S + W + ½H = ホテル完璧度指数

方程式に含まれる要素 :
F = スタッフのフレンドリーさ
C = 客室の清潔さ
B = ベッドの寝心地
P = 料金の適正度
Q = 客室の静けさ
S = スイミングプール
Br = 朝食の有無
D = ロケーション / 徒歩圏内 / 交通アクセス
W = 無料 WiFi
H = 客室内のコーヒー / ティーメーカーHP = ホテルの総合的評価

 リサーチ結果から、豪華な外観などは、あくまで二の次であり、基本的な設備やサービスの質がホテルに対する評価を大きく左右していることが分かりました。Hotels.com が収集したデータを分析した結果、清潔さや快適性は、贅沢な朝食や豪華なプール、客室内の高級コーヒーメーカーの 36 倍も重要であることが判明しました。さらに、フレンドリーで親切なスタッフの対応は、無料 WiFi の10 倍も重要度が高いという驚きの発見もありました。

 今回の調査を担当した消費者心理の専門家であるサイモン ・ムーア博士は、以下のように話しています。「誰もが豪華ホテルや美しいビーチを夢見るものですが、実際に私たちが最も重要視しているのは、もっと人間が根源的に求めているものであることが、ホテル選びの中からわかります。Hotels.com のお客様の 1 億 4,800 万件を超える口コミを分析したアナリストたちは、宿泊者が本当に重視している要素は、無意識かつ根源的な人間の欲求と関係があるという結論に至りました。心理学的な観点では、危険、不快感といった要素は、ポジティブな要素の 5 倍も旅行者にとって重要であることが言えます。旅行者が快適性や清潔さを、豪華なプールや高級レストランより優先するのも不思議ではありません。」

 「清潔さや快適性は、くつろぎ、安全、安心といった私たちの欲求を満たしてくれるものです。便利なロケーションは、他の人とつながっていたいという願いに通じているとともに、何かあったら直ちに別の場所に移動できるという安心感を与えてくれます。宿泊者の満足度においてスタッフの質が重要な役割を果たしている背景には、我々人間は本質的には社会的な生きものであり、他人の笑顔を見るとうれしいと感じ、コミュニケーションを求めることが挙げられます。自分たちが歓迎され、仲間の一員であると感じたいのです。」

 Hotels.com 北アジア地域マーケティング ディレクター のジェイソン・キムは次のように述べています。「他の旅行者の評価や口コミを参考に、旅行を予約する人の数はかつてないほどの勢いで増加しています。こうした消費者行動から、今や口コミは、伝統的なホテルの星評価以上に重要となったことが分かります。とはいえ情報過多により、何を頼りに判断すればよいのか分からないという方も少なくありません。そこでこの新しい方程式が役立ちます。これはホテルの完璧度を決定する要素を明確に示しています。」

 最高に素晴らしいホテルに宿泊したいと考える方には、Hotels.comの「ユーザーが選ぶベストホテル アワード」で本年「ゴールド アワード」を受賞した、2,500 軒のホテルがおすすめです。平均 4.7 以上の高評価を獲得した、ベストホテルが揃っています。さらに各分野で極めて高い評価を得たカテゴリー別の受賞ホテル 1,000 軒のリストもございます。

 ホテルでの滞在を最大限楽しみたいと願う宿泊者にとって、Hotels.comは賢明な選択肢になるでしょう。世界何万軒もの宿泊施設から自分が求めるホテルを選べるだけでなく、受賞歴のあるモバイル アプリもご利用いただけます。実際の宿泊者による詳しい口コミを読んだ上で、旅先からニーズに合った理想的なホテルの予約が可能となります。

<Hotels.com リサーチ>
~日本人観光客のゴールデンウィーク旅行動向~

 Hotels.comの2017年ゴールデン・ウィーク(4月29日~5月7日)の検索数から見る日本人旅行者の旅行動向は以下のようになりました(調査期間:2017年1月15日~4月15日)。

<国内旅行>
Hotels.com の日本語ウェブサイト上で日本人旅行者により、ゴールデンウィーク中の旅行先として検索された上位10都市

検索数は全体では16%増

 1位の東京に変化はありませんでしたが、今年のゴールデンウィークの日並びの良さを反映してか、沖縄が昨年の3位から2位に上昇し、伸び率も21%となりました。

Hotels.com の日本語ウェブサイト上で、日本人旅行者によりゴールデンウィーク中の旅行先として検索された都市のうち、昨年比での伸び率が高かった都市

 国内旅行で伸び率が1番高かったのは、高松でした。瀬戸内国際芸術祭などで、足を運ぶ観光客が年々増えていることが要因として考えられます。東京近郊の箱根や横浜も大きな伸び率を示しました。

<海外旅行>
Hotels.com の日本語ウェブサイト上で日本人旅行者により、ゴールデンウィーク中の旅行先として検索された上位10都市

全体では3%増

 近隣のアジア圏は昨年に引き続き上位を占めており、日本人に根強い人気があるホノルルも上位にランクインしています。昨年2位だったソウルは、昨今の政治情勢もあってか、今年は5位と大いにランクを下げています。対して同じアジア圏である香港は昨年5位から2位と躍進しています。テロ等の影響で敬遠されがちだったパリも9位から6位へと今年は順位を上げました。

 Hotels.com の日本語ウェブサイト上で、日本人旅行者によりゴールデンウィーク中の旅行先として検索された都市のうち、昨年比での伸び率が高かった都市

 テロの影響で落ち込みが激しかったパリに回復の兆しが見られた結果、伸び率ではパリが1位となりました。その後には、日本人観光客が足を伸ばしやすいアジア圏の国々が大きな伸びを示しています。

注記 :
リサーチおよびホテル完璧度方程式について :
 Hotels.com では、2016 年度に寄せられた 500 万件を超える口コミから、最も頻繁に使われている 500 のキーワード を抜き出しました。その後キーワードが使われている 1 億 4,800 万の文章を分析し、キーワードの利用回数を基にサイモン・ムーア博士が方程式を導きだしました。

 サイモン・ムーア博士は、宿泊者のコメントに織り込まれているホテル宿泊における要素 (ホテルの属性)を、メッセージに込められた潜在的心理に照らして特定しました。

 ホテルの属性に関する表現の使用頻度は人間心理と組み合わされ、インパクト ファクター(影響度) が決定されます。それを基に各属性の心理的重要度が算出されます。

 
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