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平家伝承かずら橋の宿で、時空を超え心の故郷へ回帰する旅を。

本家伴久栃木県/湯西川温泉

源平の戦いに敗れた平家一門が湯西川に落ちのびたのが約八百年前。その後発見された温泉を守りながら三百五十年余の時を紡いでいる平家伝承かずら橋の宿、本家伴久。迎えてくれるのは銘木・土壁造りの古民家建築を現代に蘇らせた重厚な佇まい。「いらせられませ」の声と迎え太鼓に思わず非日常な世界へと引き込まれる。ロビーで説明を受ければそこに樹齢五百年の姫小松の大柱や樹齢千三百年のテーブル、宝物殿には平家の遺品の数々…。意識は歴史の彼方へと飛んでいく。客室に案内されれば銘木と清流のせせらぎに包まれた空間が待っている。全室が清流沿いにあり、しかも造りが異なるという。専用の露天や半露天のある部屋には八百二十年以上前に発見された湯西川発祥の源泉が贅沢に掛け流されている。大浴場も露天風呂も貸切露天風呂もすべて歴史の湯の源泉掛け流し。男性用の檜薫る内湯「公達の湯」と川に手が届く絶景露天「藤鞍の湯」、女性用の御影石と十和田石の浴槽の内湯「子宝の湯」と絶景川縁の露天「美肌の湯」、四・五人が入れる貸切露天風呂が野趣あふれる湯浴みのときを待っている。

食事へと誘われる時間も空間も夕餉も心憎い演出。食事会場へは平家伝承かずら橋を渡る。山の丸木を組み上げた高床式の『平家隠れ館』にはランプが灯り、囲炉裏に炭火が起こされる。運ばれてくるのは新鮮な山川の恵み満載の創作会席料理で、名物の囲炉裏焼きや大女将考案・秘伝の「一升べら」などに舌鼓を打つ。囲炉裏に向かい合えば会話がはずみ酒も進む。自然の懐に抱かれた隠れ里への旅は心の故郷へと回帰する旅でもある。

朝の食のおもてなし

山葡萄の果汁、とろろや地の蕎麦、16種の豆類を炊き込んだ宝石おこわ。クコと松の実入りの薬膳がゆ、手作り豆腐、よもぎ団子、あふれるほどの山菜の自然食ビュッフェは医食同源。心身を浄化し元気にしてくれるような爽やかさです。体に優しい山の幸をどうぞ!

基本情報

住所:〒321-2601 栃木県日光市湯西川温泉749
交通:【電車】会津鬼怒川線湯西川温泉駅下車 【バス】湯西川温泉駅から湯西川温泉街行約20分、本家伴久旅館前停留所前下車
   【自動車】日光宇都宮自動車道今市ICから国道121号線約40km 【駐車場】乗用車40台・大型4台
TEL:0288-98-0011 FAX: 0288-98-0666
URL:http://www.bankyu.co.jp

◆建物/本館:木造2階建、十二単館:鉄筋4階建 ◆客室/和室41、和洋室1、(内、露天付3、半露天付3、計42室)◆バス・トイレ付11室、シャワー付トイレ全室 ◆食事/夕食:炭火焼会席膳、朝食:和食・バイキング ◆食事場所/夕食:囲炉裏会食場、朝食:食事処 ◆館内施設/バー、喫茶、売店 ◆料金/20,000円~ (税別・入湯税別) ◆チェックイン15:00、チェックアウト10:00 ◆Wi-Fi使用可/本館

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