【訪日客4000万人時代の和食 食と観光1】昭和33年発足 思い出の東京五輪 尾川欣二

  • 2017年8月13日

 今回、私共レストラン協会の役員メンバーが、今、国をあげて取り組んでいる訪日外国人(インバウンド)と、われわれ「食」を本業としている料理、飲食、レストランの現状と今後の課題などについて書いていこうと思う。1年間の連載で、各地のメンバーが観光立国とわが業界、わが店について書かせていただく予定だ。第1回は会長の私がレストラン協会の発足の経緯について書いてみたい。

 昭和33年11月に、当時の運輸省のご指導ご支援により「国際観光日本レストラン協会」が発足した。昭和33年と言えばまだ戦後13年だ。いよいよこれからが新しい日本へのスタートの頃だったように思う。

 現在の天皇陛下が美智子皇后とご婚約なさった年、東京タワーの完成、1万円札の発行など、新しい日本の基盤づくりが行われた頃である。そして6年後、昭和39年10月10日から開催された第18回「東京オリンピック」。

 当時の政府も将来の国際化を予測され、諸外国の方々がビジネスや観光にと多数来日される日が来るだろうとの思いの設立であったと思う。

 発足間もないわれわれレストラン協会の会員店のうち、地方の老舗の料理屋から料理人を派遣してもらい、プレスの人々に食事を提供させていただいた記録が残っている。実に53年前のことである。

(国際観光日本レストラン協会会長・尾川欣司)

関連する記事

総務省が発表した国勢調査によれば、日本人の4人に1人が65歳以上の高齢者だという。また、60歳以上の人たちの年間消費総額は100兆円規模で、これから先も毎年1兆円ずつ増え…

続きを読む

「一連の周遊旅行の一部としての高速バス」として位置づけられるために、何が必要か。 まずは運行形態。 何度も繰り返すが、現在の高速バスの停留所には特徴がある。大都市側で…

続きを読む

2016年の訪日客数は約2404万人に達し、過去最高となった。20年に向けて今後ますますの増加が期待される。 多くの飲食店も多言語対応の充実を進めるとともに、訪日客の生…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み

注目のコンテンツ

2016年度「部門別・旅館ホテル100選」(2017年1月14日発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

第30回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2017年1月1日発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「地域内の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

第30回「にっぽんの温泉100選」発表!(2016年12月17日発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位指宿

2016年度「5つ星の宿」発表!(2016年12月17日発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?