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地域観光 ■第2864号《2016年10月8日(土)発行》    
 

北海道、台風被害の風評払拭注力

 8月に相次いだ台風の豪雨被害に伴い旅行、宿泊のキャンセルなどの影響を受けている北海道は、秋の観光シーズンを迎えて風評被害の払拭、観光需要の回復に懸命だ。道庁では、ほとんどの観光施設は通常営業で、各地のイベントも予定通り開催されるとして、道内外に観光、旅行を呼びかけている。関係機関では観光プロモーションなどを順次展開する予定。観光団体などは、観光復興に向けた国の支援を要望している。

 北海道ホテル旅館生活衛生同業組合(会員761施設)が実施した調査によると、8月から2017年1月にかけての宿泊キャンセル数は、507軒の回答分だけで延べ5万1598人(9月16日までの集計分)。このうち95%を道東・道北地区が占める。予約前の旅行控えも、宿泊キャンセルの約3倍に上ると試算している。

 1日、北海道ふるさと移住定住推進センター(東京・有楽町)の開設行事に出席した高橋はるみ北海道知事は、「8月後半以降、道東を中心に(宿泊などの)キャンセルが出ている。ただ、北海道は広く、総じて見れば(観光施設は)平常営業している。北海道は元気だ」と述べ、正確な情報の発信に引き続き注力していく考えを示した。

 また、高橋知事は、旅行会社の応援キャンペーンなどに感謝の意を示すとともに、道内の観光客の多くが道民であることを踏まえ、「道民に向け、被災地支援のためにもっと道内旅行をしようというキャンペーンも展開したい」と語った。

 道庁では、9月28日に補正予算を成立させるなど復旧・復興緊急対策をまとめた。観光施策では、情報発信の強化とともに、観光プロモーションを北海道観光振興機構などと連携して実施する。被害を受けた観光・商工事業者に対しては金融機関を通じて低利融資などを行う。

 政府は9月23日、一連の台風を激甚災害に指定し、被災した自治体に対する復旧事業などの財政的な支援を開始した。他方で観光団体などはさらなる国の支援策に期待。日本旅館協会は9月26日、針谷了会長、西野目信雄北海道支部連合会会長の連名で観光庁に要望書を提出。北海道観光の活性化に向けて、道内の高速道路の無料化、被害の大きい地域などを対象にした宿泊割引制度の創設などを求めた。

特急などが運転を再開 JR北海道
 JR北海道は、台風被害からの復旧工事が進み、札幌―北見・網走間の特急「オホーツク」、普通列車の石北線・上川―白滝間が1日に運転を再開したと発表した。

 札幌―帯広・釧路間の特急「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」は、「少なくとも11月末まで運転再開は困難な状況」だが、臨時特急、臨時快速、代行バスで同区間の輸送を行っている。

 普通列車の根室線・富良野―芽室間は当面の間運休だが、富良野―東鹿越間は10月中の運転再開を目指している。



秋田・乳頭温泉郷、乗合バスを一新
リニューアルの除幕式

 秋田県仙北市の乳頭温泉組合(竹内貴祐組合長)は9月30日、乳頭温泉郷を巡回する乗り合いバス「湯めぐり号」のリニューアルの除幕式を同温泉郷休暇村前会場で行った。新しい湯めぐり号のデザインは、同組合に加入する7軒の旅館女将らが考案した。

 マイクロバス「湯めぐり号」の屋根には強化プラスチック製の風呂桶を設置。車体の外観には乳頭温泉郷の四季折々の風景をデザインした。車両ナンバーも温泉にちなみ「1126(いいふろ)」に変更した。

 乗車には、宿泊客を対象とした乳頭温泉全湯を巡る「湯めぐり帖」(1800円で1年間有効)か、1日限定の「湯めぐりマップ」(入浴料別で600円)が必要。

 運行は午前8時50分から午後5時30分までの間で1日5往復となっている。運行を開始した2009年から、これまでに約10万人が利用したという。

 バスのリニューアルを踏まえ、妙乃湯の佐藤京子さんは「秋田の乳頭温泉を世界に知ってもらえるよう、今後も地域が手を携えてがんばっていく」と地域づくりへの意気込みを新たにしていた。



JR西日本、彦根城で「歴史たび」
内覧会の様子

 JR西日本の「ちょこっと関西歴史たびキャンペーン『国宝彦根城」」が1日に始まった。彦根城(滋賀県彦根市)を舞台に文化財の特別公開、ガイドツアーなどで歴史の魅力に触れてもらう。開催は12月22日まで。

 9月29日には内覧会を彦根城で、日帰り旅行商品の駅長おすすめ駅プラン「湖国八珍と近江牛を味わう~彦根散策~」の試食会を双葉荘で開催した。内覧会には大久保貴・彦根市長、岩崎悟志・JR西日本執行役員京都支社長らが出席。彦根城で観光客を毎日迎えているゆるキャラ「ひこにゃん」も登場した。

 岩崎支社長は「本キャンペーンは滋賀県内で4回目。彦根城に訪れたことのある人にも楽しんでもらえる企画を用意した。食の魅力も併せて楽しんでもらいたい」とあいさつした。

 キャンペーン期間中の特別企画は、彦根城博物館で「国宝風俗図(彦根屏風)」の特別公開が10月28日~11月27日、「大坂の陣関連資料」の特別公開が10月1日~12月22日。井伊家ゆかりの寺院の特別公開は10月1日~12月22日に龍潭寺、宗安寺で行う。

 地元ガイドによる「国宝彦根城」ガイドウォークは10月1日~12月22日に毎日実施する。

 日帰り旅行商品の駅長おすすめ駅プラン「湖国八珍と近江牛を味わう~彦根散策~」は10月1日~12月22日に発売。往復のJRと昼食がセットのプラン。近江牛のすき焼き(またはしゃぶしゃぶ)のほか、近江米の新米、琵琶湖や滋賀県内でとれる食材を使った料理が楽しめる。大人2人から申し込め、料金は大阪市内発着の場合、1人が7300円。





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