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地域観光 ■第2840号《2016年4月9日(土)発行》    
 

東北の観光復興へ、6県知事が連携確認
観光振興に向け、ガッツポーズで気勢を上げる東北6県の知事ら

 東北観光推進機構とJR東日本が主催する「観光で東北を元気にするシンポジウム」が4日、仙台国際センター(仙台市青葉区)で開かれた。東北6県の知事や推進機構の清野智会長(JR東日本会長)、観光庁の田村明比古長官らが出席し、東北の観光促進へ「オール東北」で取り組んでいくことで一致した。

 シンポジウムは、北海道新幹線の開業や7月の仙台空港の完全民営化など、東北観光にとって起爆剤となる材料がそろいつつある中、東北観光復興元年のスタートとするため、観光関係団体や旅行会社のトップのほか、東北各地から約800人が一堂に会した。

 主催者を代表してあいさつした清野会長は「東北一体となったPRが不足している。キーワードは連携だ」と述べ、海外のプロモーションなどは東北全体をまとめアピールすべきだと指摘するとともに、15年に6県と新潟県で60万人程度だった外国人観光客の延べ宿泊者数を、16年には100万人とする目標を示した。また、広域観光周遊ルート「日本の奥の院・東北探訪ルート」については現在モデルコースを策定中で、「間もなく発表できる」とした。

 来賓代表の田村長官は、海外からの観光客を増やすには(1)観光客目線による資源の磨き上げ(2)業界の生産性向上(3)ストレスフリーの滞在型環境作り—が必要と述べ、取り組みを求めた。

 トークセッションでは6県のデスティネーションキャンペーン(DC)で活躍した地域の観光関係者が活動を報告。やまがたさくらんぼファーム代表の矢萩美智さんは「リスクがあっても新しいことにチャレンジしなければ同じ結果しか生まれない。広域で協力してPRすることが大事だ」などと強調した。

 パネルディスカッションでは三村申吾・青森、達増拓也・岩手、村井嘉浩・宮城、佐竹敬久・秋田、吉村美栄子・山形、内堀雅雄・福島の知事6人が参加し、東北の観光振興で持論を述べた。

 佐竹知事は交通について「横軸が弱く、移動するのに効率が悪い」と指摘。東北の認知度の低さに加え、民泊でのクレジットカードや外貨決済、Wi—Fiの環境についても改善が必要と訴えた。内堀知事は「東北のインバウンドが伸びないのは原子力災害がある」とした上で、今後は「ホープツーリズム(希望の観光)を打ち出し、福島、東北が前進していることを発信する」と意欲を示した。特に県については日本酒を核にアピールする考えを示した。

 吉村知事は昨年3月策定した「おもてなし山形県観光計画」の着実な実行を挙げ、海外へのトップセールス、雪の戦略的な活用などに取り組むとした。達増知事は18年に宮古—室蘭間に初のフェリー航路が開設されるのを受け、海のルートを活用した集客に意欲を示した。三村知事は新幹線など交通網の整備を機に、航空便と新幹線を活用した「立体観光」促進を力説した。

 村井知事は海外向け観光PRでトップセールスの重要性を指摘、「海外に行って何かやる時は最優先しよう」と呼びかけ、6知事そろっての活動に期待した。

 出席者の1人は「外客増などで観光にスポットが当たっている今がチャンス。6県バラバラでなく、まとまっての活動を実行に移すべきだ」と述べた。



福島でアフターDC開幕、55の特別企画展開

 昨年開催された大型観光キャンペーン「ふくしまDC」の後継事業、アフターDCのオープニングセレモニーが2日、福島市のJR福島駅で開かれた=写真。「福が満開、福のしま。」がキャッチフレーズ。開幕を「くす玉割り」と観光列車「フルーティアふくしま」の出発式で祝った。

 アフターDCの期間は4月1日〜6月30日。

 オープニングセレモニーには、福島県の内堀雅雄知事(福島県観光復興キャンペーン委員会会長)のほか、JR東日本から松木茂・執行役員仙台支社長、福島市の小林香市長らが出席した。

 内堀知事は「1人でも多くの方に、福島の美しい自然、伝統、文化、食に触れてもらい、復興に向けて努力する姿を見てもらいたい。一輪ずつ咲く桜と同様に、『笑顔が満開』の福島にしていこう」とあいさつした。

 アフターDCは、福島DCのメーンテーマ「花」「食」「温泉」を引き継ぐ。「ふくしま酒蔵巡り」を含め新規の特別企画は28件。昨年のDCを上回る55件の特別企画を実施する。



和歌山県の観光客数、15年は過去最高を記録
 和歌山県によると、2015年の観光入り込み客数(速報)は前年比8.2%増の3334万5千人となり、「調査開始以降、史上最高を記録した」(観光振興課)。継続的な県の魅力発信や「和みわかやまプレミアムキャンペーン」の実施、高野山開創1200年などが後押しした。

 県の長期総合計画(08〜17年度)では最終年度に3300万人を目標に掲げていたが、前倒しで達成したことになる。

 宿泊客数は同9.7%増の568万6千人と大きく伸びたものの、過去最高の704万4千人(1973年)には及ばない。一方、日帰り客数は同7.9%増の2765万9千人で、最高となった。

 プレミアムキャンペーンはオンシーズンである夏季を避け、オフシーズン(10〜3月)に実施することで1年を通して訪問してもらえるよう工夫するとともに、特にリアルエージェントが扱うキャンペーン商品については遠方からの商品を優先させたことで「新規のお客さま獲得につながった」(同)という。

 7月から来年12月まで、「水の国、わかやま。」キャンペーンを展開する予定。また、申請中の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録や世界農業遺産に認定された「みなべ・田辺の梅システム」、「世界津波の日」(11月5日)制定などを絡めて誘客促進につながるような施策を実行し、観光客増を図る。





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