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地域観光 ■第2837号《2016年3月19日(土)発行》    
 

屋久島町、縄文杉以外の観光魅力をアピール
旅行商品の説明会

 鹿児島県屋久島町の観光を旅行会社などにPRする「屋久島・口永良部島・新旅行商品説明会」が4日、東京都内で開かれた。屋久島の世界自然遺産への登録を契機に入込客数は大幅に増加したが、近年は減少に転じ、さらに昨年5月の口永良部島・新岳の噴火の風評被害が加わった。入込客の減少について同町の観光関係者は風評被害だけでなく、恵まれた自然資源に頼り過ぎたことが要因の一つとの認識に立ち、新たな魅力と新たな観光プログラムをアピールした。

 説明会は、町商工観光課が事務局を務める観光推進事業実行委員会の主催。

 荒木耕治町長は「噴火の風評被害に伴う影響は、下半期には徐々に落ち着いてきたが、観光客の減少は、大自然だけに頼ってきたことにも問題があったと反省している。町内の1次産業をはじめすべての産業が連携し、屋久島観光の活性化、口永良部の復興につなげる」とあいさつした。

 中核的な観光資源、観光プログラムである縄文杉や白谷雲水峡のトレッキングは引き続き人気が高い。ただ、旅行者や消費者の間には「1度行ったから十分」「もう歳だから体力が無くて行けない」などの声があるという。このため新しい魅力を提案し、リピーターの獲得、新規需要の開拓を目指す。

 屋久島の新しい魅力を屋久島観光協会の松本毅会長が紹介。立ち寄る旅行者が少ない「ヤクスギランド」奥部に広がる美しい森を公認ガイドと巡るライトトレッキング、川や海を活用するリバー・シーカヤック、集落を語り部と歩く「里めぐり」ツアー、食事も可能な安房川の観光船(流れ船)などをPRした。

 口永良部島は、昨年12月25日に島内の一部地域を除き避難指示が解除。対象地域の噴火警戒レベル5は継続されているが、入島制限は解除され、フェリーの定期便も12月29日に通常運行へ戻った。復興を支援する観光プログラムとして、屋久島発の船から活火山の特色ある景観を眺める海岸遊覧などを提案した。

 屋久島町の入込客数は2007年度には40万人を超え、過去最高を記録。しかし、近年は減少傾向に転じ、14年度には30万人を割り込んだ。屋久島町はこのほど、16年度から10年間を計画期間とする観光基本計画を策定。「エコツーリズムによる世界自然遺産『屋久島』の価値創造と観光立町」を基本理念に20年度に入込客数を35万人にする目標を設定した。



4月から岡山DC、大阪駅でPRイベント
ゆるキャラが観光をPR

 岡山県と岡山県観光連盟、JR西日本は5日、4〜6月に開催される「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」(岡山DC)のPRイベントをJR大阪駅で開催した。

 南ゲート広場のステージでは、岡山県の広報スタッフ、松野理絵さんがキャンペーンを紹介。「晴れらんまん おかやまの旅」をキャッチフレーズに、「アート」「ビュー」「テイスト」「リラックス」「ヒストリー」のテーマ別にさまざまな企画を用意している。

 ステージには、岡山県内のマスコットキャラクターや観光PRスタッフが登壇し、観光PRを行った。

 ステージの周辺では、マスキングテープを使った缶バッジ作成、マスコットキャラクターの塗り絵の体験コーナーも開設された。

 また、旧砂時計広場では、「ふるさとあっ晴れ認定」商品の特産品販売やポスター、パンフレットの展示が行われ、多くの人でにぎわった。



富山県で「大人の遊び、33の富山旅」スタート
日石寺の見所を解説する地元ガイドチーム「ゆるりんぐ」

 富山県、富山県観光連盟、県内14市町(富山市、高岡市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市、上市町、立山町、入善町、朝日町)が主催する「『大人の遊び、33の富山旅。』ハンドブックと巡る2016春特別プログラム」(33の富山旅)がスタートした。

 33の富山旅はその土地の歴史や文化、食など、その土地独特のストーリーを感じながら旅をしてほしいと用意された33のプログラムとそれを解説したハンドブックのこと。2013年から年2回実施し、毎回新しいプログラムを開発、提案してきた。今回のプログラムは自然、食、建築、アートなど大きく六つテーマで構成されている。

 ハンドブックには同プログラムだからこそ実現した特別企画やクーポン情報、近くで買える、食べられるもののマメ知識などを掲載。ハンドブックを片手に巡れば、今までの着地型観光にはない、新たな富山の魅力を体験することができる。

 昨年に続き、東京の台東区、墨田区とコラボレーションしたプログラムも実施。墨田川、上野公園、池波正太郎記念文庫で富山を感じられる特別プログラムを開催する。

 ハンドブックは7万部発行。都営地下鉄や浅草文化センター、東京スカイツリータウン「すみだまち処」など首都圏、関西、東海、北陸で無料配布中。

 今後は同プログラムのBtoBの展開も推進していく。

◇     ◇     ◇     ◇     ◇


〜春を告げる海の幸〜氷見イワシが主役 食べあるきの旅(氷見市)
 「天然のいけす」とも称される日本有数の漁場、富山湾。その中でも県内3分の1以上の水揚げを誇る漁業の町氷見市では、今、イワシが注目されている。冬の寒ブリのイメージが強い氷見だが、春の方が魚種は多く、特にイワシは氷見ブランドの一つとして地元で愛されている。最近ではブリしゃぶならぬ、いわしのしゃぶしゃぶが新名物として人気で、市はイワシ文化を観光素材に育てようと気合いを入れる。

 同プログラムでは朝、水揚げされたばかりのイワシを存分に堪能してもらおうと、イワシがメーんの海鮮ランチと「氷見鰯」(マイワシの干物)などの土産をセットにした「氷見食べあるきクーポン」を2千円で提供する。

 クーポンを使って海鮮ランチが食べられるのは氷見の人気飲食店3店舗。刺身はもちろんのこと、各店が嗜好を凝らしたイワシ料理を提供してくれる。その中の「割烹秀月」では、予約をすれば追加でいわしのしゃぶしゃぶも楽しむことができる。

〜五感で楽しむ山里の春〜大岩colorier(コロリエ)&ランチ(上市町)
 立山連峰の裾野に位置する大岩山日石寺には磨崖仏の最大傑作と言われる半肉彫りで掘り出された像高3メートルの不動明王像が鎮座する。また日石寺には木造の三重の塔、寒修行が行われる六本滝など見所も多く、広い敷地の中を自然を楽しみながらトレッキングすることができる。

 気ままな散策もおすすめだが、同プログラムでは日石寺を知り尽くした地元ガイドチーム「ゆるりんぐ」によるガイドとコロリエ体験、山菜づくしのランチを組み合わせた特別企画を提案。

 コロリエとはフランス語で「彩色する」という意味。ガイドと日石寺を散策したあとは築90年、木造3階建ての趣ある旅館「だんごや」で日石寺の見所ポイントが描かれた下絵にぬり絵体験を行う。不思議と無心になるぬり絵体験に心が和らいでいく。

 だんごやで提供されるランチは名物「大岩そうめん」と女将が心をこめて作った山菜料理のフルコース。体に優しい料理と女将の人柄のとりこになる人も多い。料金はガイド、コロリエ、ランチ、和スイーツ付きで5500円。

〜ポートラム(富山ライトレール)×富岩水上ライン×廻船問屋の街 岩瀬〜廻船問屋の街と至極の富山旅(富山市)
 江戸時代日本海で活躍した北前船が寄港する交易地として繁栄した港町、岩瀬。1航海で1億円もの大金を稼いだことから、岩瀬では北前船のことを「倍倍」に儲かるバイ船と呼んでいた。今でも岩瀬には廻船問屋が残っており、レトロで情緒深い街並みが観光客に人気だ。

 同プログラムは路面電車と水上バスを使い、スタンプラリーをしながら岩瀬の街歩きを楽しんでもらう旅を企画した。

 富山駅からポートラム(路面電車)で岩瀬へ。まずは北前船廻船問屋として活躍した森家を見学。栄華を極めた岩瀬の歴史や国指定重要文化財である森家の建築について館長が名調子で語ってくれる。

 その後、プログラムオリジナルスタンプラリーを使って、岩瀬名物の三角どら焼きや白エビコロッケ、甘酒を食べ歩きながら岩瀬の街を散策する。

 帰りは岩瀬と富岩運河環水公園を結ぶ水上ラインに乗って、70分の船旅を楽しんでもらう。パナマ運河方式を取り入れた「中島閘門」など見所も満載だ。

 森家入館料100円、ライトレール片道乗車券付き富岩水上ライン1500円。





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