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地域観光 ■第2826号《2015年12月19日(土)発行》    
 

第29回「にっぽんの温泉100選」草津温泉が13年連続1位

 観光経済新聞社は、旅行のプロである旅行会社の投票により人気の温泉地を選ぶ第29回「にっぽんの温泉100選」を発表した。東京都台東区の本社で1日、実行委員会による審査会を開いて決定。草津温泉(群馬県)が13年連続で1位を確保した。昨年と同様に由布院温泉(大分県)が2位、下呂温泉(岐阜県)が3位となり、トップ3は不動だった。併せて、旅館・ホテルの人気投票である2015年度「人気温泉旅館ホテル250選」と、新企画の「記念日の旅行にお勧めしたい旅館10選」と「一度は泊まりたい歴史・文化的な旅館10選」も決まった。(7面ににっぽんの温泉100選全ランキング、記念日の旅行にお勧めしたい旅館10選、記念日の旅行にお勧めしたい旅館10選。12面に人気温泉旅館ホテル250選)

 1位の草津温泉は、三名泉の一つとして高い知名度を誇り、「泉質主義」とうたうように温泉の質も良い。10年以上の長きにわたってにっぽんの温泉100選のトップに君臨してきたのは、こうした温泉そのものの魅力のみに頼るのではなく、それを生かす温泉地づくりに精力的に取り組んできたからだ。

 草津温泉のシンボル「湯畑」再整備に関連して、今年、「熱の湯」「西の河原露天風呂」などが相次いでリニューアルオープンした。玄関口ともいえるバスターミナルには「温泉図書館」も設けられた。インバウンド対応もぬかりなく、バスターミナルに外貨両替機も置いた。免税店も着実に増え、公衆無線LAN(ワイファイ)も着々と整備されつつある。

 2位の由布院温泉は滞在型保養温泉地を目指して取り組みを進めている。地域のシンボルである由布院岳を中心に自然を生かして景観を整備するなど、温泉地としての雰囲気づくりに努めてきた。「こうした地道な活動が実を結び、今、支持されているのではないか」と由布院温泉観光協会では話す。

 3位の下呂温泉も三名泉の知名度だけに頼ってはいない。今年度は観光客に食べ歩きやクラフト体験をしてもらう「湯けむり横丁にぎわいバザール」を始め、東京・吉祥寺にアンテナショップを開設するなど新しい試みに挑戦している。

 4位の別府八湯(大分県)、5位の有馬温泉(兵庫県)、6位の登別温泉(北海道)まで順位は変わらない。名高い温泉地が盤石の地位を築いている。城崎温泉(兵庫県)も昨年と同じ10位で、トップ10の順位に大きな変動がなかった。

 草津をはじめとする上位の温泉地は、守りに入らずに、革新的な地域づくりの取り組みを継続して行っている。そうした情熱が地域の魅力となって順位に表れていると言えそうだ。

 にっぽんの温泉100選は、旅行のプロである旅行会社の投票によって人気の温泉地を選んでもらうことで、どのような温泉地が旅行者に支持されているのかを探るのが目的。温泉地ランキングに刺激を受けた全国の各温泉地が競って地域の魅力に磨きをかけることも狙いとしている。

 後援は観光庁と、日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本温泉協会、日本旅行業協会、全国旅行業協会、日本観光振興協会、日本政府観光局、公益財団法人日本交通公社。観光関連の主要な9団体が認める権威ある温泉地ランキングだ。

 今回もJTBや近畿日本ツーリスト、日本旅行をはじめとする大手・中堅の旅行会社と、じゃらんnetや楽天トラベルなどOTAに7月1日から10月末までの期間に投票を呼び掛けた。その結果、有効投票はがき枚数は9541枚。1枚のはがきに最大5カ所の温泉地を記入できるため、総投票数は2万4635票となった。

 15年度の人気温泉旅館ホテル250選は、入選した268軒(同じ温泉地にある本館や別館、系列館などを含む)のうち、19軒が初入選だった。5回以上の入選を果たした優秀な旅館ホテルの227軒には「5つ星の宿」の称号を贈る。

 人気温泉旅館ホテル250選、5つ星の宿の入選施設に対しては認定証授与式を来年1月22日に東京都台東区の浅草ビューホテルで開催する。



くまモンが阿蘇観光をアピール
女将会メンバーとくまモン

 熊本県のゆるキャラで県の営業部長を務める「くまモン」が阿蘇の女将会ら観光関係者と8日、東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、噴火警戒レベルが3から2に引き下げられた阿蘇の現状と誘客キャンペーンをアピールした。

 冬の阿蘇地域への誘客を促進するため、来年3月15日まで展開中の「くまもとに阿蘇びにおいでキャンペーン」は、協賛施設で提示すると、お得な特典が得られる専用のパンフレットを配布している。また、宿泊補助券や阿蘇の特産物の詰め合わせなどが抽選で当たるゆるキャラスタンプラリーも展開している。

 女将の会の瀬戸口良子さん(湯巡追荘)、國米由公江さん(阿蘇の司ビラパークホテル&スパリゾート)、和田久美子さん(阿蘇ホテル)、永田祐介さん(蘇山郷)は、立ち入り禁止区域が火口から1キロメートルに縮小され、阿蘇山ロープウェイ阿蘇山西駅周辺まで観光が可能になったことを説明。阿蘇草千里と南阿蘇村間の交通アクセスも改善された。

 ミシュラン・グリーンガイドで2つ星に選ばれた阿蘇山や阿蘇駅周辺は、欧米人、アジア人問わず外国人観光客でにぎわっている。女将の会メンバーは「千年の草原」や「ラピュタの道」、湯量豊富な温泉など阿蘇の大自然を体験してほしいと誘客を促した。



かながわ観光大賞、箱根の一の湯が受賞
 神奈川県はこのほど、第6回「かながわ観光大賞」の受賞者を決定し、表彰した。かながわ観光大賞は、観光客の増加や観光を通じた地域活性化に寄与した団体、個人を表彰する制度。2010年度から実施している。大賞は、旅館・ホテルなどを経営する一の湯(箱根町)が受賞した。

 一の湯は、地域と連携して提供した外国人観光客向けの宿泊サービスが評価された。芸者芸能体験を盛り込んだ宿泊プラン、懐石の名店と組んだ1泊3食付きプランなど、温泉旅館と地域の観光資源を組み合わせたサービスで地域への誘客に努めた。

 大賞以外の受賞者とその取り組みは次の通り。

 優秀賞=笹生農園レストラン栗の里「五感で楽しめるエンターテイメントレストランの地域活性化活動」▽中央林間手づくりマルシェ実行委員会「中央林間手づくりマルシェ」

 審査員特別賞=きまつり実行委員会「きまつり〜森と木に包まれる夏」





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