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旅館・ホテル ■第2825号《2015年12月12日(土)発行》    
 

旅館業法無許可営業数、13年度比2倍に 厚労省調べ

 厚生労働省はこのほど、都道府県と保健所を設置する市、特別区を合わせた142自治体を対象に実施した旅館業法の遵守に関する調査の結果をまとめた。有識者で構成する「『民泊サービス』のあり方に関する検討会」の初会合(11月27日)の中で報告した。旅館業法の営業許可を受けずに営業していた事案の2014年度の把握数は、13年度に比べて約2倍に増えたことなどが分かった。

 旅館業法上の無許可営業の事案の把握数は、14年度が131件。13年度の62件から倍増した。14年度に無許可営業を把握した方法については、保健所の巡回指導などが全体の44%、近隣住民や宿泊者などからの通報が41%、警察や消防などからの連絡が14%だった。

 一般住宅などを利用した旅館業の営業許可に関する相談の件数については、増加が全体の37%、減少が6%、変わらないが23%、分からないが34%となった。

 一般住宅などを使用した営業許可に関して、32%の自治体が許可できなかった事例があると回答した。その理由では旅館業法の関係が43%、建築基準法の関係が39%、消防法の関係が3%など。旅館業法の関係で許可できなかった事案の詳細は、面積基準が51%、面積以外の基準が34%だった。

 旅館業法の無許可営業者に対する指導などの事例も把握した。主なものは次の通り。

 ・無許可営業に加え、旅館業法の基準も満たしていなかったため、保健所が繰り返し指導したが、営業者は「シェアハウスであり、宿泊所でない」と従わなかった。住民の通報を受けて警察が対応し、保健所に照会の上、旅館業法違反の容疑で逮捕された。

 ・分譲マンションの管理人が、マンションの1室の所有者が、転貸して外国人を宿泊させていると保健所に相談。保健所の指導により所有者は営業を取りやめた。

 ・旅館業者から、あるビル内の部屋に外国人が出入りしており、旅館業法違反の疑いがあると通報があった。保健所の調査で不特定の者を宿泊させていることが確認されたため、中止するように指導。事業者は指導に従って、宿泊施設を紹介するインターネットサイトの掲載削除を手続き中。



星野リゾート「界日光」、冬の滞在プラン設定
 星野リゾート「界日光」(栃木県日光市中禅寺温泉)は今冬、さまざまな滞在プランを設定した。スノーシューで自然を歩くハイキングや、着物で社寺を巡る企画など。東京駅からの無料送迎バスも運行を始めた。

 「森のおじさまと行く日光国立公園スノーハイキング」は、奥日光の自然を知り尽くした「森のおじさま」とスノーシューを履いて歩く企画。冠雪した男体山や戦場ヶ原の雪原など、冬ならではの景色を楽しむ。散策の途中は体を温める特別なスイーツを用意。1月4日から2月29日の特定日に催行。1泊2食付きで3万2千円から。

 「着物で巡る世界遺産日光めぐり」は、400年式年大祭を迎えた日光東照宮など、世界遺産の社寺を着物姿で巡る。社寺巡りのあとに着物でチェックイン。館内でも着物姿の写真撮影を楽しめる。12月1日から2月29日の設定。1泊2食付き3万2千円から。

 日光を代表する名物の湯波(ゆば)を味わう「今冬誕生 湯波会席」は、湯波鍋や湯波のカルパッチョ、パリ・ソワールからヒントを得て作られた湯波ソワールなど、日光湯波をさまざまな料理で楽しんでもらう。12月1日から2月29日の設定で、1泊2食付き2万6千円から。

 東京駅と界日光を結ぶ無料送迎バスを3月31日まで運行する。往路は宿に直通。復路は日光東照宮エリアに立ち寄るため、宿泊客は世界遺産巡りを楽しんでから帰りのバスに乗車できる。

 往路は東京駅を午前11時発、界日光に午後2時着。復路は界日光を午後3時発。日光東照宮に3時30分に立ち寄り、東京駅に6時30分着。乗車は予約制。

 界日光は3千坪の敷地に33室の客室を備えた温泉旅館。中禅寺湖を望む眺めや趣向を凝らした日本会席、重厚なヒノキの湯船の露天風呂など、贅を尽くしたハード、ソフトを提供している。



タップユーザー会、過去最高の出席者、アワード表彰式も
清水社長とペッパー

 ホテル旅館専門ソフトウェア会社のタップ(清水吉輝社長)は11月30日、同社システム導入宿泊施設の幹部らが年に1度集まる「タップユーザー会」(重田敦史会長=東武ホテルマネジメント社長)を千葉県浦安市の浦安ブライトンホテル東京ベイで開いた。同会で過去最高となる285人が出席した。

 清水社長のプレゼンテーション「タップの活動報告」には、ソフトバンク製のロボット「Pepper(ペッパー)」が登場。ホテルの情報システムとロボットをつないだ新しいゲストサービスの実演を行った。東大発のITベンチャー企業のリアルグローブと組み、「数年後の実用化を目指す」(清水社長)という。

 ホテル業界にロボットを導入する利点については、(1)労働人口減少への対応(2)情報システムとの連動媒体としての運用(3)多言語対応(4)親しみやすさや遊び心による集客効果—を挙げた。

 ホテル、旅館に関連したアイデア、事例紹介、提言を論文形式で募集、顕彰する「第8回タップアワード」(藤野公孝選考委員長=流通経済大学教授、全日本シティホテル連盟会長、国際観光文化交流協会会長)の表彰式も実施した。

 一般の部奨励賞に、ホテルリステル猪苗代営業部支配人である島口明人氏の「ホテルを中心としたスモールビレッジの形成」が、学生賞には、九州国際大学国際関係学部国際関係学科観光ビジネスコース福島ゼミナール3年の柳生遥香さんの「マラソンランナーの縁起担ぎに関する研究〜宿泊施設への提言〜」がそれぞれ選ばれ、壇上で表彰された。





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