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地域観光 ■第2817号《2015年10月17日(土)発行》    
 

日本忍者協議会発足、観光振興でブランド化
協議会役員と、応援に駆け付けた市川海老蔵さん(前列左)

 「日本忍者協議会」が発足した。海外で人気が高い「忍者」をゆかりの地域が連携して情報発信し、国内外の観光客誘致など地域活性化につなげる。9日、東京都内で記者発表会があり、発起人となった自治体のトップら11人が忍者衣装で勢ぞろいした。

 伊賀、甲賀、風魔、真田などの忍者で知られる地域がネットワークを構築。観光振興などのための情報発信やイベント開催といった事業を行う。

 会長には、伊賀市がある三重県の鈴木英敬知事が就任。鈴木会長は「忍者を日本固有の文化としてブランド化する。オールジャパンで情報を発信し、忍者ブームを起こしたい」とあいさつした。

 記者発表会には、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが応援に駆け付け、忍者協議会の取り組みに期待の言葉を送った。

 協議会の副会長は次の通り(敬称略)。

 黒岩祐治(神奈川県知事)、加藤憲一(小田原市長)、阿部守一(長野県知事)、母袋創一(上田市長)、岡本栄(伊賀市長)、廣澤浩一(伊賀上野観光協会)、三日月大造(滋賀県知事)、中嶋武嗣(甲賀市長)、山口祥義(佐賀県知事)、谷口太一郎(嬉野市長)、溝畑宏(元観光庁長官)



下呂温泉で神社例祭、観光客が伝統文化堪能
下呂温泉の関係者

 岐阜県の下呂温泉で8日、27回目となる「下呂温泉神社例祭」が天与の恵みの「温泉への感謝」と「観光客のご加護」を祈念して行われた。小野精三岐阜県飛騨県事務所長、中島薫下呂市副市長、中島博隆下呂市議会議長、山内雄敦NHK岐阜放送局長らの来賓、関係者約250人が参列。下呂温泉旅館会館1階の同神社で神事を行った。

 「手古舞」「白鷺の舞」「猿田彦」「烏天狗」「旅装束」「林羅山」「万里集九とお供」が下呂駅前から温泉神社まで参進行列。旅館会館前の白鷺橋上で鏡開きが行われ、県内外から訪れた観光客らに「ふるまい酒」があり、「千子まき(紅白餅)」がまかれた。

 獅子舞、下呂芸妓連による奉納舞も実施。今年は岐阜県恵那市串原から県の重要無形民俗文化財に指定されている「中山太鼓」の保存会が特別参加し、打ち手が交代しながら打つ「回り打ち」には一般の観光客も参加して祭りを盛り上げた。

 直会で、同神社の氏子総代、下呂温泉旅館協同組合の滝多賀男理事長は「国は観光立国を標榜し、地方創生政策を推進しているが、地方側ではまだそれが実感できないというのが現状ではないだろうか。日本文化を継承する全国の温泉地、旅館に世界中から観光客を誘客し、日本を好きになってもらうためにも、国だけでなく県や市の観光行政のご理解とご支援をお願いしたい」とあいさつした。

◇     ◇     ◇     ◇     ◇


 下呂温泉神社は、1989年に出羽三山・湯殿山神社から分霊を奉斎し、建立された。

 出羽三山は山形県の中西部にある月山、湯殿山、羽黒山の三つの霊山の総称。開祖は蜂子皇子で約1400余年の歴史をもつ。西の伊勢参りに対し「東の奥参り」と言われ、関東以北最大の庶民信仰を集めた。

 岐阜県とも縁の深い、俳諧・松尾芭蕉の奥の細道紀行では「語られぬ湯殿に濡らす袂かな」と詠っている。なお、湯殿山神社のご神体は霊岩、分霊の箱根越えは初めて。



福島県、来春からのアフターDCをPR
交流会であいさつする内堀知事

 福島県は7日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで、旅行会社やマスコミ関係者らを対象に、「ふくしま七転び八起き観光キャラバン」を開催、来年4月から6月まで実施するアフターDC(デスティネーションキャンペーン)を中心に県の魅力をアピールした。交流会には内堀雅雄知事も駆けつけ、アフターDCの成功を誓った。

 昨年の観光入込数は約4689万人で、東日本大震災前(10年)の8割程度まで回復しているが、「教育旅行とインバウンドはいまだ厳しい状況が続いている」と内堀知事。

 今年4〜6月に実施したふくしまDCの入込数は前年同期比12.2%増の約1358万人と大きく増加。アフターDCで観光素材(旅行商品)や地域の取り組みの定着化、持続可能な観光推進体制の確立を図る。

 アフターDCでは特別企画を用意、誘客につなげる。まず、4〜5月に県立美術館で「フェルメールとレンブラント17世紀黄金時代の巨匠たち」展を開く。「水差しを持つ女」の日本初公開のほか、4月11、18日の休館日には旅行ツアー限定の特別公開も行う。

 また、ふくしまDCで好評だった温泉旅館の「小原庄助のんびりプラン」(朝寝、朝酒、朝湯+朝スペシャル)をパワーアップ、「夜酒」と称して地酒1本と地肴を提供する。100軒超の旅館・ホテルが参加する予定だ。また、「旅行会社のプランに組み込めるよう、9月末まで実施する」(県観光交流課)。

 交流会で主催者を代表してあいさつした内堀知事は、「(アフターDCでは)三つのテーマである、花、食、温泉を磨き上げる。さらに(福島の誇る)日本酒を強化し、酒蔵ツーリズムとして大人の魅力を発信したい」と抱負を述べた。

 交流会には観光庁の蝦名邦晴次長や旅行会社のトップらも出席。東北観光推進機構6社協福島支部を代表してあいさつしたJTBの高橋広行社長は、「観光立国の実現は福島の観光復興なくしてはあり得ない。来年は震災5年の節目を迎える。(われわれ旅行会社は)魅力ある商品を造り、集中販売していこう」と呼びかけた。

 名鉄観光サービスの広川勝彦常務関東営業本部長の乾杯後、出席者は県産食材を使った料理に舌鼓を打っていた。





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