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トラベル ■第2809号《2015年8月8日(土)発行》  
 

全修協が研究大会、被災生徒に「心の教育」
事例発表する石巻西高校の服部、佐藤両教諭(壇上)

 全国修学旅行研究協会(全修協、岩鍚正司理事長)は7月30日、東京のホテルグランドヒル市ヶ谷で「第32回全国修学旅行研究大会」(文部科学省、観光庁、日本旅行業協会、近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟、観光経済新聞社など後援、近畿日本ツーリスト協賛)を開いた。学校からの実践発表として、宮城県石巻西高等学校が「災間を生きる〜心のケアと特別活動(防災交流、修学旅行)」と題して講演。東日本大震災で被災した生徒らへの「心の教育」の実践例を述べた。

 石巻西高校は東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県東松島市に位置。津波の直接の被害はなかったものの、周辺の住民を受け入れる避難所や、遺体を安置する仮安置所となり、教諭らもその対応に追われた。最大で700人の遺体を安置。避難所運営は44日間に及び、学校の再開は例年より約1カ月遅れた4月21日になった。

 学校は生徒の心と体の状態を確認するため、アンケート調査を実施。生徒からは「むしゃくしゃ、イライラ、すぐにかっとなる」「何をやるにも集中できない」「自分に自信が持てない」などの回答が目立ち、生徒の喪失感、無力感の克服が学校の一番の課題となった。

 学校は長野県、兵庫県など、他県の小、中、高等学校との「防災交流」を積極的に実施。県外の児童・生徒らに、同校の生徒自らがその被災体験を述べた。「自身の経験や思いを伝えることで、生徒が自己有用感を感じるようになった」と同校の服部高浩、佐藤淳志両教諭は述べている。

 さらに生徒らが防災見識を深め、郷土復興の担い手となることを目的に、関西方面へ向かう修学旅行の訪問先に、阪神淡路大震災を学ぶ神戸市の「人と防災未来センター」を追加した。「災害の音や映像を見るだけで足が震える子供もいる」ため、防災を学ぶコースは選択制にしたが、学校の予想を上回る生徒が同コースを選択した。

 生徒は「東日本大震災を経験した1人として、自分の体験したことをたくさんの人に伝え、今後何ができるかを自分なりに考えたい」「自分たちの街も神戸のように復興させたい」などと感想を述べている。

 同校は今後も一連の取り組みを継続するとともに、他校からの修学旅行の受け入れ、交流事業もできるだけ進めていきたいとしている。



主要旅行業12社の6月実績
イメージキャラに起用された芹香さん。左は松田誠司社長

 鉄道旅客協会が7月29日に発表した主要旅行業12社の6月の旅行取扱額は、前年同月比1.9%減の2694億8045万円だった。

 内訳は国内旅行が5.1%増の1746億149万円、海外旅行が15.5%減の844億974万円、外国人旅行は27.7%増の89億875万円。

 総取扱額が前年同月を超えたのは5社だった。国内旅行はジェイティービー、日本旅行、KNT—CTホールディングス、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、西鉄旅行、日通旅行、ジェイアール東海ツアーズの9社、海外旅行は1社、外国人旅行は7社だった。

 4月からの累計をみると、総取扱額は前年同期比0.5%増の7948億9446万円に。前年同期を超えたのはジェイティービー、日本旅行、東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、ジェイアール東海ツアーズの7社だった。

 分野別では、国内旅行が6.3%増の5271億4497万円、海外旅行は13.8%減の2270億7839万円、外国人旅行は32.2%増の357億712万円。

 国内旅行は11社、海外旅行は1社、外国人旅行は8社が前年同期を上回った。



ジャルパックの下期商品、5%増の78万人見込む
藤田社長

 ジャルパックは7月28日、2015年下期商品を発表した。藤田克己社長は「上期に行ってきた旅行者目線でのサービス改善を続け、希少性のある素材、独創性に富んだ体験を展開していく」と説明。国内の上期実績はダイナミックパッケージ(DP)の伸長により、前年比5%増の80万人。下期計画は5%増の77万9千人になる見通し。

 同社は今年5月下旬にDPをリニューアルし、バスケット方式を導入。航空券と宿泊施設に加え、レンタカーやレジャー施設の入場券などのオプショナルを追加した。DPの15年度計画は対前年比40%増を目指している。

 上期の傾向は、訪日客の拡大にともない仕入れ条件が厳しくなったが、東京ディズニーリゾートなどレジャー需要に支えられた。また上期から北海道、沖縄に仕入れの拠点を設置した。

 下期は沖縄に重点を置く。「ジャルパックならここちいい。」をキーワードに「バリアフリー」と「ストレスフリー」を推進する。バスガイドが三線演奏と島唄で案内するオリジナル「JALうたばす」では北部コースに車いすのまま2台乗車できるリフト付き車両を採用。無料Wi—Fiやコンセント付座席なども設置した。

 東京方面ではオリエンタルランドへの無料送迎バス「マジカルファンタジー号」をリニューアルした。羽田空港からの移動中もワクワク感の高まりを演出する。関西方面ではUSJとコーポレートマーケティングパートナーシップを締結。DPでの展開と合わせて、秋頃から新たな商品を発表していく。





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