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地域観光 ■第2785号《2015年2月14日(土)発行》    
 

長野県山ノ内町、スノーモンキーで宿泊増へ
旅館経営者ら有志のグループで発刊した「スノーモンキータウン・ガイドマップ」

 長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑には年間4万人以上の外国人旅行者が訪れる。ただ、多くは地元に宿泊しない—。同町の湯田中渋温泉郷、志賀高原の旅館経営者らは、地元への宿泊を増やそうと、有志のグループ「スノーモンキータウン」を立ち上げた。滞在の魅力を知ってもらうため、飲食店や観光施設と連携し、店舗や施設の情報を掲載した英語版冊子を発刊。インバウンドの消費を地元に引き寄せ、地域の活性化を目指す。

 地獄谷野猿公苑のニホンザルは“スノーモンキー”の名で知られ、欧米豪を中心に外国人旅行者に人気が高い。2013年度の来場者数約15万人のうち外国人は約4万2千人に上っている。

 グループの発起人の湯田中渋温泉郷の一茶のこみち美湯の宿の斉須正男社長は「地獄谷野猿公苑を訪れる外国人のうち湯田中渋温泉郷に泊まるのは2割ほど。スノーモンキーの人気を生かせていない。志賀高原とも連携して、温泉や食、まち歩き、スキーなど滞在の魅力をPRし、地元に宿泊する外国人を増やして地域での消費を拡大したい」と語る。

 地域活性化に同じ思いを持つ約20人が昨年12月にグループを結成。外国人旅行者に役立つ情報を発信しようと、英語版の冊子「スノーモンキータウン・ガイドマップ(第1号)」を1月21日に発刊した。B5判カラーで64頁。5万部を発行して無料配布している。

 冊子には、湯田中渋温泉郷、志賀高原にある旅館・ホテル、飲食店、各種商店、観光施設など100軒以上の情報を紹介。クレジットカードや無線LANの対応状況、英語の飲食メニューの有無などを絵文字(ピクトグラム)で示した。地図や交通情報なども掲載している。

 冊子発行の費用は、行政の補助金には頼らず、事業者が出稿する広告の収入でまかなった。情報の掲載に関する協力も、旅館・ホテルの若手経営者らが店舗や施設を訪れて取り付けた。

 スノーモンキータウンの英語版ウェブサイトの開設も準備中。また、ガイドマップの第1号はウインターシーズン号として製作したが、次号はグリーンシーズン号として発行したい考え。誘客の拡大に向け、町内の事業者・地域間の連携はもとより、隣接自治体とも連携して冊子の情報を充実させることも検討していく。

 訪日外国人旅行者数が年間1300万人を超え、その旅行消費額が2兆円を超える中、インバウンドの経済効果を地方が実感できるようにし、いかに地域の活性化につなげるが課題。斉須社長は「既存の顧客を大切にしつつも、新しい顧客を開拓しないと、地域の観光は衰退してしまう。行政に先駆け、地元の事業者が一体となってスノーモンキータウンを世界に売り込みたい」と話している。



4月からふくしまDC、花、食、温泉をPR
福島県の内堀知事(中央)、JR東日本の松木仙台支社長(右)、小池水戸支社長(左)

 福島県とJR東日本は2日、福島市のホテルサンルートプラザ福島で4月1日から開幕する大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(ふくしまDC)」の概要を発表した。5連のポスターを背に内堀雅雄知事、松木茂JR東日本仙台支社長、小池邦彦同水戸支社長らが共同記者会見し、説明した。首都圏、東北の報道関係者ら約60人が出席した。

 内堀知事はDCに合わせて刷り上がった120万部におよぶ総合ガイドブックを披露。約3千の観光素材からDCならではの「36の特別企画」を説明した。

 メーンテーマは「花」「食(日本酒)」「温泉」。三つのテーマを宣伝の柱とし、国宝・梁川八幡神社の600年ぶりの「御本尊特別御開扉」など歴史、文化、自然などの魅力と、震災以降の全国からの支援に対し感謝を伝えるため、おもてなし力を強化し、来訪者の「五感」に訴える。笑顔を共有し復興の期待に応えていく。

 松木支社長はDC期間中(設定のある土、日曜)、県内全線で運行されるSLやイベント列車のスケジュールを発表。福島の新しい旅の魅力としてイベント列車「フルーティアふくしま」をPRした。「フルーティアふくしま」は、アテンダントを配置し、福島のフルーツを使ったオリジナルスイーツとドリンクを味わい、優雅に花回廊を車窓から眺めることができる。

 小池支社長は、国宝・白水阿弥陀堂のLEDを使った夜間ライトアップや松川浦復興チャレンジグルメ、千年以上の歴史がある相馬野馬追の里での「SAMURAI」コスチュームでの街歩き体験などについてインバウンドも視野に入れて説明した。

 また、福島県旅館ホテル組合の約120軒の旅館で企画した“小原庄助”にちなんだのんびりプランの「朝寝、朝酒、朝湯+α」企画なども紹介された。



関西・北陸交流協会が富山で会合、関係者100人が参加
交流会に参加した両エリアの代表者

 関西・北陸交流会が7日、富山市の富山第一ホテルなどで開かれた。JR西日本の呼びかけによる会合。関西と北陸の相互交流を通じた地域の活性化が目的。運輸局や自治体、観光団体、経済団体、旅行会社、鉄道会社など両エリアの関係者約100人が参加した。

 3回目を迎えた交流会。13年8月に大阪で、14年1月には金沢で開催されている。

 参加者は、金沢—上越妙高—富山駅間で北陸新幹線に試乗。富山第一ホテルで開かれた全体会議には、地元の石井隆一・富山県知事も出席した。

 会議では、歴史や文化、経済の交流が深い関西と北陸の関係強化について再確認。開業時期が前倒しされることになった北陸新幹線の敦賀(福井県)延伸、フル規格による大阪乗り入れの早期実現について意見が交わされた。

 また、JR西日本は、北陸と関西の両エリアで行っている観光キャンペーンなどについて説明した。

 会議終了後の会見でJR西日本の真鍋精志社長は「両エリアの経済的な交流が重要。便利になった関西から富山以東の移動も提案していきたい」と述べたほか、北陸地域と連携し、若者の目線を生かした情報発信や旅行商品化に取り組む「北陸カレッジ」の事業などを紹介した。




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