JTB協定旅館ホテル連盟の人材育成事業を担う旅館経営人財育成アカデミー（小田禎彦理事長）は、「生産性向上とプロセス改革」をテーマにした旅館・ホテル向けセミナーを東北と関西の2会場で開く。JTB旅ホ連会員を対象に実施してきた人気のセミナーを今回、一般に開放する。10月22、23日が兵庫県神戸市の有馬グランドホテル、来年2月24、25日が山形県・天童温泉のほほえみの宿滝の湯。

　各回とも初日に、バックヤードやパントリーなどを含め館内を視察した後、有馬グランドホテルでは梶木実社長から、滝の湯では山口敦史専務から経営の取り組みについて話を聞く。2日目はサービス産業革新推進機構の山口耕代表理事による講演「生産性向上〜顧客満足と業務効率化」。それぞれの講師への質疑応答の時間も設けている。

　参加費用は宿泊代、教材費を含み9万1800円（税込み）。申し込み締め切りは有馬グランドホテル会場が10月8日、滝の湯会場が来年2月10日となっている。

　申し込みや問い合わせは旅館経営人財育成アカデミー研修事務局（JTB総合研究所内）TEL03（3525）4560。

　旅館経営人財育成アカデミーは、これからの旅館・ホテル業界の中核を担う人材育成を目的に設立された。