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地域観光 ■第2755号《2014年6月21日(土)発行》    
 

山形DC開幕、盛大にオープニングイベント
サクランボのかぶりものをかぶった地元の子どもたちから迎えられる観光客(山形駅で)

 「山形日和。」をキャッチコピーに、JRグループと地元自冶体、民間事業者らが連携した「山形デスティネーションキャンペーン(DC)」が14日、開幕した。期間は9月13日まで。オープニングイベントが山形駅を主会場に、県内のJR各駅で行われた。山形県の温泉、食、自然、歴史、文化などさまざまな魅力をPRし、県を挙げて官民一体の誘客拡大を目指す。

 JR山形駅の自由通路でのオープニングセレモニーには、山形DC推進協議会会長の吉村美栄子知事、JR東日本の石司次男副社長をはじめ、国土交通省東北運輸局の長谷川伸一局長、日本観光振興協会の見並陽一理事長ら多くの来賓、関係者らが出席した。キャンペーンキャラクターの「きてけろくん」も観光客を出迎えた。

 吉村知事は「山形県には、日本人の心の中に昔からある美しい風景、文化が根付いている。県民が地域の良さを再認識し、一人一人が県外に魅力を発信することが重要だ。県民総参加、全産業が参加し、DCを成功させ、観光立県につなげたい」とあいさつした。

 JR東日本の石司副社長は「10年ぶり6回目となる山形DCがスタートした。山形には他にない人情という素晴らしいコンセプトがある。一過性のイベントに終わらせるのではなく、県の観光力を上げるのがDCの目的。ともに頑張ろう」と呼びかけた。

 DCの開催に合わせ、山形新幹線の新車両のデザインを担当した世界的デザイナーの奥山清行氏は「新車両の色は山形県にとって歴史的にも思い入れの強い県花『紅花』などを参考にした。車両を見る時には、隠れたメッセージや職人の技、山形の暮らしぶりを感じてもらいたい」と語った。7月中旬には、足湯が楽しめる新幹線車両を改造したリゾート列車「とれいゆ」も運行される。

 県内では、羽黒山五重塔の夜間ライトアップなどの県内にある六つの国宝の一斉公開のほか、「朝摘みのさくらんぼ狩り」などの体験プログラム、各温泉地で考案したおかずを提供する「朝ごはんプロジェクト」など、DC期間中ならではの企画も展開されている。



ユネスコエコパークに只見と南アルプス
 エコツーリズムの活性化などが期待されるユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に只見(福島県)と南アルプス(山梨県、長野県、静岡県)の新規登録が決定した。すでに登録されている志賀高原(群馬県、長野県)の地域の拡張も決まった。10〜13日にスウェーデンで開かれた国際会合で審議されていた。

 ユネスコエコパークは、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が制定した制度。生態系の保全と持続可能な利活用を通じた自然と人間社会の共生を目的としている。

 只見は、福島県只見町の7万8032ヘクタールが登録地域(一部に福島県檜枝岐村を含む)。山地にはブナなどの原生的な林が広がり、2008年には世界ブナサミットも行われている。山地周辺には里山があり、農林水産業やエコツアーが行われている。

 南アルプスは、3県の10市町村に広がる30万2474ヘクタールが登録地域。山地帯から高山帯に至る典型的な植生の分布が残され、周辺では茶や果樹の栽培のほか、環境教育やエコツアーが展開されている。

 1980年にユネスコエコパークに登録されている志賀高原は、登録地域が従来の1万2700ヘクタールから3万300ヘクタールに拡張された。2県の5町村にまたがっている。亜高山帯には針葉樹林や高層湿原などの豊かな自然が残る。トレッキング、スキー、温泉などが楽しめる観光地でもある。

 2地域が加わり、日本国内のユネスコエコパークは計7地域に増えた。他の登録地域は、白山(石川県、岐阜県、富山県、福井県)、大台ケ原・大峰山(奈良県、三重県)、綾(宮崎県)、屋久島(鹿児島県)。



萩市にNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のドラマ館HPがオープン
「『文と萩物語』花燃ゆ大河ドラマ館」のイメージ

 来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の放送に向け、山口県萩市に来年1月に開館する「『文と萩物語』花燃ゆ大河ドラマ館」のホームページ(HP、http://www.city.hagi.lg.jp/fumi-hagi/)がこのほど開設された。ドラマ館の概要や萩ゆかりの人物、ゆかりの地などを紹介している。内容は順次更新、最新情報が提供される。

 ドラマのヒロインの杉文は、明治維新の先覚者だった吉田松陰の妹で、萩市ゆかりの人物。杉家の近くには、松陰の主宰する松下村塾があり、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文ら多くの若者が学んだ。後に文は、久坂玄瑞と結婚している。

 ドラマのゆかりの地となる萩市では、大河ドラマ館を開館し、全国から観光客を誘致する。HPの開設などで情報発信を強化し、話題を喚起していく。

 ドラマ館は、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示、ロケメイキング映像の上映のほか、松下村塾のセットも展示されるなど、ドラマの世界観を体験できる施設となる。

 開館期間は、来年1月11日〜2016年1月10日。期間中は無休。開館時間は午前9時〜午後5時(最終入場は午後4時30分)。ゆかりの地である旧明倫小学校体育館内に開館する予定。

 前売り券は7月から販売する予定。料金は大人(高校生以上)が500円、団体(20人以上)が400円、 小人(小・中学生)が200円、団体(同)が160円。




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